中共スパイ浸透 英国は対策強化へ

最近英国で発生した英議会の調査員が中国共産党(中共)のスパイのために活動していた事件が、英国内の政界に衝撃を与えました。英国内閣は、中共のスパイの脅威に対処するため、より厳しい措置を講じる意向だということです。

今回のスパイ事件を受け、英国は中共のスパイが民主主義体制の中枢まで浸透していることに驚き、事態の深刻さと緊急性に深い懸念を抱いています。

英副首相のオリバー・ダウデン氏が月曜日、今回の事件は英国が中共に対してより厳しい措置を講じる「正当な理由」を与えてくれたと述べました。

ダウデン氏によると、内閣では現在、中共を新たに導入される国家安全保障法案の「強化レベル」の国家リストに加えることを検討しているといいます。これにより、中国に関連する仕事をする人は全員、中国企業に雇用されている人を含め、外国の影響を監視するための登録制度「FIRS」に登録し、身分を確認しなければならなくなります。

新たな措置が導入されれば、数千人以上が登録を余儀なくされ、違反者は最高5年の懲役刑に処せられると考えられています。

内務大臣のスーラ・フェルナンデス氏や安全保障相のトマス・タジェンダット氏もこれに賛同しており、中共に対してより厳しい措置を講じるべきとの意見で一致しています。この提案の見直しは来年完了する予定だとしています。

7月、英国議会の情報安全保障委員会は、中共の日増しに巧妙化するスパイ活動に対する当局の対応が「まったく不十分」であると批判する報告書を発表しました。英政府は今週、この報告書に回答する予定です。

先週9日に公になった英国のスパイ事件で逮捕されたうちの一人、クリス・キャッシュ容疑者は「チャイナ・リサーチ・グループ」の元主任であり、これまで議会では、対中政策に積極的に関与し、反共産党主義者として活動してきただけに、今回の件は英政界に大きな衝撃を与えました。

しかし、キャッシュ容疑者は容疑を全面的に否認しています。

 
 

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