習近平がロケット軍幹部を失脚させた真の理由

中国共産党(中共)のロケット軍幹部に対する粛清により、司令部はほぼ全滅の状態となりました。これに対して外部からは汚職や秘密漏洩、クーデターなどの原因が疑われています。しかし大紀元が信頼性のある情報源から得た情報によると、習近平国家主席が最近、国際的な影響も顧みず雲隠れをしているのは、習氏が信じている予言と関係があるといいます。

情報筋によれば、「習氏は予言を本当に信じており、死を恐れています。予言に弓矢を射る人々の絵があり、それがロケットに対応すると考えたため、ロケット軍を捕まえ、粛清したのです。これが主な原因です」としています。

情報筋によれば、習氏は、宮中クーデターや暗殺を予言する中国の古い予言が自分の身に起こり、自分が任期中に死ぬのではないかと非常に心配しているといいます。

『推背図』の第四十六象『頌』では、「弓を持った軍勢がいて、朕は白頭の男だと言う。東の門に金の剣を隠し、勇士は裏口から皇居に入る」と書かれた一節がありました。

民間の書物『鉄板図』の最後の絵は、中共の運命を予言するものです。「2つの山の間の谷の上を黒い鳥が4羽飛んで行き、1羽の白い鳥が右の山の中腹で落ちて死んでしまい、血が岩壁に飛び散る」と記されています。

時事評論家・唐青氏
「『鉄板図』では、4羽の黒い鳥が飛んできて、白い鳥は落ちて死にました。これは実際には矢に射られ、崖に血が飛び散ったのです。それと『推背図』の兵士たちが弓を携えて宮中クーデターを起こすという予言、この2つの予言は実は同じことで、今日の習氏に対応しています。『習』という字は、上が羽で下が白という字です。白羽の鳥ということで、習近平氏を意味しています」

時事評論家の唐青氏によれば、4羽の黒い鳥は毛沢東、鄧小平、江沢民、胡錦涛を指しており、だからこそ習氏は予言をとても信じており、同時に恐れているといいます。習氏はこの剣を持った者、つまり弓を持ったロケット軍を恐れているのです。

時事評論家・秦鵬氏
「私たちはこれまでに、習氏が死を恐れているという多くの情報、特にロケット軍が自分に不利になるのを恐れていることを証明する情報を目にしてきました。例えば、海軍司令部の元参謀である姚誠氏は、習氏はミサイルを打たれることを非常に恐れているといいます。なぜなら、中共すべての集団軍は9K37とHQ-16のミサイルを配備しており、旅団長の一声で習氏を殺すことができるからです。習氏は今、G20サミットに行くのを恐れています」

時事評論家の秦鵬氏は、習氏自身が敬愛する毛沢東と同じで、予言を深く信じていると指摘しています。例えば2015年に習氏が中華民国(台湾)の馬英九総統と会談した際、中共機関紙の人民日報は、「二羽四脚」で歓迎された会談だと報じました。この「二羽四脚」という言葉は、『推背図』の第四十四象に由来します。毛沢東が警衛隊を「8341」と呼ぶ習慣も、高人の指導からヒントを得たものです。

時事評論家の唐靖遠氏は、習氏の迷信的な一面を示す例は他にも2つあるといいます。1つは、陝西省の秦嶺山脈にある違法建築の別荘をすべて撤去したことです。なぜなら、それが龍脈に触れていると言われたからです。もう1つは、今年、他の地域を水浸しにしてまで雄安新区を守ったことです。それも北京の龍脈の尾である雄安新区を守るためだといいます。

実際のところ、ロケット軍ではこれまでに、3人の司令官、2人の副司令官、政治委員、そして軍師団レベルの幹部も多数失脚しています。また、退役して3年になる元ロケット軍副司令官の呉国華氏も今年7月に自殺しました。

唐青氏は、習氏は3千人を犠牲にしたとしても、一人も見過ごさないとし、ロケット軍の幹部を一挙に始末しました。習氏の最近の行動は国際社会に奇妙な印象を与えていますが、実際は高人の指示を受けて災難を回避しようとしていることによるものです。

秦鵬氏もまた、秘密漏洩やクーデター、汚職、戦争への恐れだけでは、ロケット軍の上層部が一斉に降格させられた理由を説明できないと考えています。特に、ロケット軍は習氏自身が創設したものであり、反腐敗の名の下に全員を取り押さえたとすれば、それは自身の顔に泥を塗るようなものではないでしょうか。したがって、合理的な説明は一つしかありません。つまり、習氏は自分が暗殺される運命を断ち切りたいのです。さらに唐靖遠氏は、運命論の観点から言えば、小さければ一人の人間、大きくいえば社会や王朝の栄枯盛衰さえも運命によって定められており、それを人為的に変えるのはほとんど不可能だといいます。

時事評論家、唐靖遠氏
「運命論では古くからひとつの事柄を重視していました。それは、もしも私たちが何か偉大な徳行を行い、偉大な業績を上げ、偉大な貢献をしたならば、それに伴う大きな祝福を受けるかもしれない、そうすれば、もともと私たちの運命の中にあった不利だった運命や結末を変えることができるかもしれないということです」

唐氏は、習氏が本当に自分は予言の定めた道を歩んでいると考えていて、それから逃れることができないなら、彼が取るべき最も直接的な方法は中国共産党を解体することだと述べています。もし習近平氏が悪に満ちた数多くの罪悪を持つ中共を本当に解体したら、彼は世にも稀な偉業を成し遂げたことになります。その巨大な功績が彼の人生や運命を変えるかもしれません。

 
 

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