中共が米エリートを支配 世界最大の脅威

中国共産党(中共)の犯罪について書かれた書籍『起訴状(The Indictment )』が、出版後瞬く間に、同カテゴリー1位のベストセラーとなりました。著者のデデ・ラウゲセン(Dede Laugesen)氏がこのほど、インタビューに応じ、中共は何十年も前から米国のエリートたちをコントロールしようとしてきたと話しました。中共は国を跨いだ犯罪集団であり、全世界にとって最大の脅威であることを人々が認識しなければならないと述べています。

『起訴状』の著者・デデ・ラウゲセン氏
「何十年もの間、中共は米国に対して超限戦を過剰に繰り広げてきました。そのうち、中共が最も有用な手段としているのは、米エリートをコントロールすることです。実際にそれが効果を成しているのも事実です」 「本書で述べているように、中共は国境を越えた犯罪組織であり、議会はそのように認定するべきです。そうすれば、中共を告発でき、世界中がその責任を追求することができます」

ラウゲセン氏は、米外交政策団体「現在の危機に関する委員会:中国」の事務局長であり、米非政府組織「迫害されたキリスト教徒を救う会」の事務局長です。中共は現在、世界的にエリートを支配し、それは米国の産業やビジネス業界に及び、政府の中には、中共に騙されている指導者がいると述べています。

『起訴状』の著者・デデ・ラウゲセン氏
「中共の統一戦線は、裏でターゲットとなる政治家たちに献金し、中国への旅行を手配して浸透してきました。あらゆる手段を使って、米国の指導者、それも最高レベルの指導者までも誘い込んでいます。今見えているように、バイデン大統領も影響を受けた米政府高官のひとりかもしれません。バイデン大統領と息子のハンター氏は、中共からバイデン家に、あるペーパーカンパニーを通じて資金が渡ったとして、米下院の監視委員会から調査を受けています」

ラウゲセン氏は、米国は崖っぷちに立たされているとし、中共が米国と世界の未来にとって最大の脅威であることを人々が理解しなければならないと考えています。

『起訴状』の著者・デデ・ラウゲセン氏
「中共の存在は、米国がこれまでに直面した最大の脅威であり、冷戦の絶頂期にあったソビエト連邦よりもさらに悪質です」

「中共は我々の最大の敵であり、交戦中状態ですが、米国はまだこの戦争の真の程度を認識していません」

「この本には、中共の犯罪と、米国などで行われた中共の犯罪に加担した人たちの罪が9つ列挙されています」

ラウゲセン氏は、中共のスパイ活動に協力してきた者を刑事告発すべきだと主張し、さらに中共と中国人を区別して見るべきだとしています。中共は、海外で犯罪を犯しただけでなく、数億人の中国人を死に至らしめ、さらに今なお、法輪功などの信仰団体に対して、残酷な弾圧を続けていると強調しました。

『起訴状』の著者・デデ・ラウゲセン氏
「中共は人道に対する罪を犯し、1億人以上の同胞を死なせた責任があります。また中共の政策によって、4億から5億人の胎児が死に至っています。ウイグル族に対するジェノサイドの罪、法輪功やキリスト教徒などの信仰を持つ人々に対する残忍な迫害、信仰の自由の権利を奪い、信仰を次の世代に伝えることを禁じています。これはジェノサイドであり、中共はこれに留まらない罪を犯しているのです」

ラウゲセン氏は、書籍の中で中共との向き合い方について20の提言をしています。

 
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