四川TVの元司会者 拷問を受け死亡

最近、中共に迫害されて死亡した四川テレビの元司会者法輪功学習者の龐勛さんの遺体の動画がツイッターに投稿されました。龐勛さんは生前拷問を受けたとみられ、身体中が傷やあざだらけでした。

2月15日、法輪大法情報サイト『明慧ネット』が、龐勛さんが逮捕される前の詳細について伝えました。

事情を知る人物によると、龐勛さんは法輪功学習者である王幼萍さんとともに、集合住宅に法輪功の真相資料を配布しに行った際、尾行・監視されました。 王幼萍さんは、2020年7月26日に自宅を不法に捜索され、その後逮捕されました。 同日朝、龐勛さんの家にも見知らぬ人たちが来て、ドアをノックしました。しばらくすると、会社の上司から電話がかかってきて居場所を聞かれ、すぐに会社に来るように言われました。不審に思った龐勛さんは会社に行くのを拒否しました。

翌日の朝、龐勛さんは出勤する際に不法に逮捕され、その後、5年の懲役刑を言い渡されました。

2022年12月2日午前8時、龐勛さんの母親は刑務所から息子が危篤状態であると知らされ、午前10時に死亡が宣告されました。

事情を知る人物によると、龐勛さんは中国伝媒大学の卒業生で、四川ラジオテレビ局で司会者を務めていました。

ネット上に投稿された動画によると、龐勛さんの遺体はあざや傷だらけで、心臓部位に青あざができていて、口元にも血痕が残っていました。刑務所は死因を「甲状腺機能亢進症」と主張していますが、龐勛さんは元々極めて健康だったといいます。 龐勛さんの母親は当局に説明を求めています。

法輪大法情報センターの報道官 張而平氏
「このような悲劇が起きて、とても悲しいです。わずか30歳の、若くてハンサムな青年が、しかもテレビ局で司会者を務めていた人が、個人の信念、法輪功修煉者であることを理由に迫害されて死亡したのです」

時事評論家 唐靖遠氏
「中共の龐勛さんへの迫害は、23年間の法輪功に対する迫害の縮図であり、世界の基本的な信仰、人権、価値観に対する大きな危害でもあるのです」

1999年から始まった中共の法輪功に対する迫害はいまだに続いています。中共の情報封鎖により、外部が把握している迫害の数字は氷山の一角に過ぎません。

法輪大法情報センターの報道官 張而平氏
「明慧ネットによると、2022年だけでも、172人の法輪功学習者が迫害で死亡、633人が不当な判決を受け、7000人以上が強制連行や嫌がらせを受けています。中共が1999年7月に法輪功への迫害を発動してから、5千人近くが迫害で死亡しました。 もちろん、この数字は氷山の一角に過ぎません。 私たちは、国際社会に対して、中国共産党による法輪功への迫害に注目するよう呼びかけています」

 
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