神韻、名古屋で初日公演 神伝文化の燦き届ける

神韻、名古屋で初日公演 神伝文化の燦き届ける

2023年1月27日、神韻芸術団が愛知県名古屋市の愛知県芸術劇場での初日公演を行った。名古屋はこの冬一番の冷え込みだったが、壮麗な歴史絵巻さながらの舞台公演に、劇場からは温かい拍手が沸き起こった(龔安妮/大紀元)

2023/01/30

27日、ニューヨーク発の神韻芸術団が、愛知県名古屋市の愛知県芸術劇場での初日公演を行った。昨年末から行われてきた日本巡回公演は、名古屋での30日までの公演期間をもって幕を閉じる。この日も、失われた中国の伝文化を体現する壮大なスペクタクルが、日本の観客に感動を届けた。

社長「一つ一つの動きからパワー感じた、最高レベル」

2023年1月27日、制震装置設置会社社長の中本智規さんが愛知県芸術劇場で神韻公演を鑑賞(龔安妮/大紀元)

この日、制震装置設置会社社長の中本智規さんが、公演鑑賞後に新唐人テレビの取材に応じた。「一つ一つの動きから波動、パワーを十分感じました。最高レベルだと思います」と、舞踊の完成度を讃えた。

舞踊と調和するオーケストラの生演奏にも癒されたという。「柔らかな音で、大変心が安らぐメロディでした。音の持つ響き、ハーモニーが体の中に染み込むよう。音楽には薬の役目があると思います」

神韻のアーティストらは、中国古来の精神修養の伝統を受け継ぎ「真、善、忍」を修めている。中本さんは、舞台から修練者の穏やかなエネルギーを感じたという。

「自分たちの中に信じるものを持って頑張って修練することで、人様にそれをまた分けていく。『私たちもこれだけ頑張れた、皆さんも頑張れるでしょう』ということだと思います」

「今コロナとかいろいろな不安がありますけど、人が神様を信じることで皆の心が平和になればと本当に思いました。一人一人の力は、そこに宿る神様の力の表れだと思います。一人ではできないことが、それらを信じることで一つの大きな力になる」

「音の響きも素敵ですし、柔らかな表情や体の動きも非常に心が癒されて、明日からまた元気になれそうです」と明日への希望を受け取っていた。

医者「踊りに神仙の風情が現れている」

2023年1月27日、医師の西満三代さんが愛知県芸術劇場で神韻公演を鑑賞(藤野偉/大紀元)

同日、医師の西満三代さんが公演を鑑賞した。幕が開いた瞬間、「本当に雲の上にいるような、神様の世界から見ているような印象だった」という。

「体操選手の動きとバレエの動きがミックスされたような、本当にすごく訓練された踊りで、後ろの背景にも合っていた。中国の神仙の風情が踊りに本当に現れていました」

神韻は伝統を破壊した現政権下の中国では公演できない。「せっかく引き継がれてきた伝統に、中国人の考えや心情も深く大切に入れられていると思うので、もったいないと思う。日本で見れて良かった」と西さんは語った。

神韻の舞台では、人と天との関係を重んじた古来の美徳が体現されている。西さんは「天から本当に見てくれてる神様は一つだと思う。皆さんが神様を心の中に持っていた方がいいと思います」と語り、神韻の価値観に共感していた。

社長「神の国、本物はこれなんだ」

2023年1月27日、トラック販売会社社長の岩本泰宏さんが愛知県芸術劇場で神韻公演を鑑賞(牛彬/大紀元)

同日、トラック販売会社社長の岩本泰宏さんが公演を鑑賞した。

「雑技団を期待していたんですけど、中国古典舞踊は初めてでした。とても良かったですよ。男性は力強く、女性は綺麗で、ストーリーも良かったと思います。歴史の勉強になりました」

岩本さんは舞踊、演奏、スクリーンの一体感に圧倒されていた。「素晴らしくレベルが高いなと思いました。音と人間と画像と入れ替わり、あれは感動しましたね。よくそこまで合わせるなと思いました」

「今の中国だと、文化大革命で神様は消えちゃってるはずなんだけど、やっぱり本当に神の国だなと思ってびっくりしましたね。本物はこれなんだと非常によくわかりました」と、神伝文化の趣を感じていた。

「初めてだったのでまた来年も来たいなと思ってます」

ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は現在、8つの同規模の芸術団を抱え世界中で巡回公演を行なっている。日本で神韻公演を観れるのは今月末まで。残る開催都市は名古屋のみ。ツアー日程は公式サイトで確認できる。

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。

(大紀元エポックタイムズより転載)