在日留学生も「白紙革命」日本の議員「応援したい」

中国の南京市で始まった「白紙革命」に世界中の中国人が呼応し、各国で連日声援活動が行われています。日本でも留学生や在日中国人たちが東京や大阪で応援集会を開きました。これに対し、日本の地方議員らは、勇気ある若者たちの行動に日本も協力しなければならないと述べています。

東京では、中共大使館と新宿駅前で白紙革命を支持する集会が行われました。中共は海外にも警察署を設置しており、抗議活動に参加して身元がばれた場合、逮捕されたり、強制的に帰国させられたりする可能性もあります。それにもかかわらず、多くの中国人留学生が抗議集会に参加し、中共当局を非難しました。

奈良県橿原市議会 吉川浩央議員
「たとえ海外にいても、中国共産党の脅威というのがある中で、勇気ある行動を若者たちが行っているということは、本当に国内の良心のある中国人の方々に、勇気づける行動だと思う」

大阪府堺市議会 西川良平議員
「中国本土に残っている親族に対して、様々な圧力でもって、共産党の方針に従わせようとしている。そのような中でも正義を掲げて、私たちは連帯して自由のため応援していきたいと思う」

勇敢に立ち上がった学生たちに支持を表明する一方で、彼らの安全を心配しています。

千葉県白井市議会 和田健一郎議員
「その一方で心配なんですね。 中国はご存知のように、国家安全法をやりまして、我が国で合法的に活動している勇気ある活動の言論ですら、逮捕される弾圧される恐れがある。これに対して、私たち日本としては人権を守るということで、日本にいる彼らを守らなければいけない、協力しなければいけないと思う」

また、「白紙革命」運動を通じて、世界中の人々が中国民衆の自由に対する渇望を目の当たりにしており、このことは中国共産党を打ち倒す強力な一撃となることは間違いないと考えています。

 
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