中共の軍需工場で爆発 死傷者数は不明

山西省太原市の江陽化学工場で21日、爆発事故が発生し、周辺の建物にも深刻な被害が出ています。 しかし、当局による事故原因や死傷者数の発表はありません。爆発が発生した江陽化学工場は中共兵器工業集団公司傘下の重要な軍需企業です。

突然轟音とともに、薬局のドアや窓ガラスが粉々に割れました。

薬局従業員
「江陽で爆発が起きた。屋根が全部吹き飛ばされた。ガラスも割れて、全部吹っ飛んでる」

爆発音を聞いた人々が外に飛び出してみると、江陽化学工場の上空に巨大なキノコ雲が立ち上っていました。

目撃者
「大きな音がした。5km以内のガラスが全部揺れた」

現場からは黒煙が立ち上り、時折爆発音も聞こえてきました。

しかし、官製メディアによる詳しい報道はほとんどなく、事故から2日経っても、「火は消し止められて、爆発の原因や死傷者数は不明で調査中である」としか伝えていません。

中国の検索大手「百度」によると、爆発事故のあった江陽化学工場は、中共兵器工業集団の軍需企業で、1,300人の専門技術スタッフを擁しており、重点事業の一つは、中国最大の民間用爆発装置の生産基地を建設することであるとしています。

江陽化学工場での爆発事故は今回が初めてではありません。昨年9月2日にも同工場で爆発事故が発生し、当局は個別の従業員が負傷したとしか伝えませんでした。

2005年6月にも大規模な爆発事故が発生し、官製メディアは「数百人が負傷した」と伝えましたが、そのほとんどは爆発現場から500メートル以上離れた場所で負傷しており、爆発現場での死傷者数はいまだに明らかになっていません。

 
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