武漢の居住区で住民らが自ら「封鎖解除」

武漢市では、中共ウイルスの感染が拡大しているとして、多くの店舗が休業を余儀なくされています。2日、武漢市の2つの居住区で、封鎖解除を求めて住民らが抗議しました。

ネット上に投稿された動画によると、11月2日の夜、武漢市の中国鉄道建設国際居住区と青山区の居住区で住民による抗議デモが発生し、封鎖解除を求める住民らがフェンスを開けて外に飛び出しました。その後、居民委員会は感染者が出ていない集合住宅は封鎖を解除すると通達しました。

住民らはまた、PCR検査用のテントをひっくり返しました。 このほか、漢正街のある店主は、店の周囲を囲っている鉄板を切り開きました。

武漢市民によると、武漢市では多くの居住区が封鎖されていますが、省党委員会、市党委員会、区党委員会、街道事務所などは封鎖されていないといいます。

武漢市民 鄭さん
「以前のように、居住区が封鎖されると、外に出ることができなくなります。感染者が出たら、その建物全体が連れて行かれて隔離されます。食品はネットで買えますが、値段が上がっています。一部の居住区は住民らが自らの力で封鎖解除を勝ち取っています。臨界点に達すると、我慢できなくなるのです」

市民によると、最近多くの居住区が次々と封鎖され、江岸区では1日から全域で封鎖管理が始まり、礄口区ではすでに20日以上封鎖が続いています。一部の居住区は封鎖解が除されたものの、多くの道路では人影を見ることもできません。

武漢市民 任さん
「昨日の午後に封鎖が始まりましたが、午前中に食品を買っておくよう知らされました。封鎖は日常茶飯事になり、PCR検査も毎日します。しないと違法だと言われます。政府は権力があり、やりたい放題です」

武漢市民は、ゼロコロナ政策は市民を統制するための当局の手段になっていると考えています。封鎖期間中、市民は安心して暮らせないのに対し、腐敗官僚は封鎖を金儲けのチャンスと捉え、国難に乗じて大儲けしているといいます。

武漢市民 張さん
「今回の封鎖で、隔離用の板を設置する人が、一枚の設置で160元もらえると言っていました。PCR検査も今後有料になるそうです。病院に入院すると、付き添いの人は毎日PCR検査をしないといけませんが、毎回16元かかります。さらには、検査サンプルを一人ずつ保管するのではなく、20人分を一緒に保管します。そうすると、1人が陽性になると、残りの19人も連れて行かれて隔離されるのです」

 
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