米財務省国際担当次官候補 中共の融資影響力抑制に着目

米財務省の重要な役職に指名されたジェイ・シャンボー氏が、中国(共)の世界的な融資影響力を抑制したいと発言しました。

ジェイ・シャンボー氏はバイデン大統領が選んだ財務省の国際問題担当次官です。シャンボー氏は、オバマ政権では経済顧問を務めていました。

12日に行われた上院財政委員会での承認公聴会で、シャンボー氏は、米政府の目標をどのように達成するのかを説明しました。

その一つが、国際金融機関や開発銀行と協力することです。そうすることで、各国に対して中共からの借り入れの代替案を提供することができます。

シャンボー氏は、中国の国家主導型経済モデルと、法の支配、透明性、自由市場によって主導される米国モデルとの間に競争があると指摘しました。

また、中国はもはや世界銀行の融資を受ける資格のある発展途上国とみなされるべきではないと指摘しました。すべての発展途上国は、世界銀行の融資を受ける資格があります。

これについて、もう少し詳しく見てみましょう。

昨年、世界銀行は中国に毎年10億〜15億ドル(約1,400億〜2,000億円)を低利で融資する計画を発表し、それを5年間継続する計画でした。

米国は、中国はもはや発展途上国ではないとして、この計画に反対しました。しかし、世界銀行はこの反対意見に賛成しませんでした。

世界銀行は、その計画の前から、中国に何十億ドルもの援助をしていたのです。

同時に中共政権は、「一帯一路(広域経済圏構想)」のインフラプロジェクトを通じて、数十か国に対して数千億ドルを貸し付けています。専門家は、この一帯一路構想は、世界での中共の影響力を拡大するのに一役買っていると指摘しています。

〈字幕版〉

 
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