中国からの亡命者 10年間で8倍に増加

中国は理想的な居住国なのか。外国に亡命を求める際に、「いいえ」と記入する人が増えています。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のデータによると、中国人亡命者数は2012年から2021年までの10年間で約8倍に増加しています。

昨年、中国から亡命した人の数は118,476人に達しましたが、2012年は15,362人に過ぎませんでした。

しかし、中国からの亡命者たちは、どこに向かっているのでしょうか。最も多いのは米国で、次いで豪州が挙げられています。

紛争地域からの亡命者を除いて、中国からの亡命者は平和な時期に母国から逃れています。皮肉なことに、中国共産党政権は昨年7月1日、共産党創立100周年記念イベントにおいて、「小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成」を宣言しています。

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