大学教師のために4日間で臓器を調達 オンデマンドの臓器移植

先月、急性心筋梗塞を発症した中国蘭州大学の教師が、心臓移植待機リストに登録してからわずか4日後に移植手術を受けたことが明らかになった。一方、米国の場合、臓器の待機期間は180日以上を要する。中国では、なぜこんなにも早く臓器を入手できるのか。

中国国内のメディア各社によると、蘭州大学の教師、穆建剛氏は今年4月8日に急性心筋梗塞を発症し、病院に緊急搬送され、ステント治療が施された。その後、容体が悪化したため、28日に再入院してECMO(体外式膜型人工肺)による救命処置を受けた。しかし、穆建剛氏の心臓はすでに広範囲にわたって壊死しており、移植するしか方法がないと診断された。

5月6日、穆建剛氏は中国有数の臓器移植病院である武漢市協和医院(華中科技大学同済医学院付属協和医院)に移送された。また、同日に心臓移植待機リストに登録された。

まもなくして、武漢市協和医院は適合心臓を確保し、5月10日、穆建剛氏に健康な心臓を移植した。移植待機リストの登録からわずか4日後のことだった。

一方、医療先進国であり、臓器提供制度が整備されている米国では、臓器の待機期間は通常180日以上で、多くの患者は心臓移植の待機期間中に亡くなっていく。

米国では、臓器移植待機リストには透明性があり、関連する医療機関のウェブサイトから調べることができるが、中国では公開できない秘密となっている。また、米国では、臓器の調達は厳格な法律の規定に基づいて行われるが、中国では多くの違法な手段が用いられている。

わずか4日間で適合する心臓を入手できるのは、幸運でも偶然でもない。ますます多くの証拠から、中国には臓器提供者が異常に多いことがわかる。

中国メディアの報道によると、2020年6月、武漢市協和医院は日本から帰国した移植患者、孫玲玲氏のために、10日間で4つの心臓を用意した。最終的に33歳男性の健康な心臓が使われた。

長年の調査を経て、国際人権団体は、中国には政府主導の膨大な臓器バンクが存在すると指摘している。

2021年4月4日、法輪功迫害追跡国際組織(WTOIFG)は調査報告書を発表し、武漢市協和医院が中共政権が主導する強制臓器摘出に加担していると告発した。

報告書では、同病院が法輪功学習者などの人々からの強制臓器摘出に関与しているのは明らかであると述べている。

国際組織「臓器の強制摘出に反対する医師団」(DAFOH)の執行理事、トルステン・トレイ医師は、孫玲玲氏の心臓移植の事例では、臓器の待機時間は前例のない短さであり、中国にはオンデマンドによる臓器摘出システムが存在すると考えていると述べた。

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