米加州台湾系教会で銃撃事件 容疑者は中共関連団体メンバー

15日に米カリフォルニア州で起きた銃乱射事件で、1人が死亡、5人が負傷しました。この事件は台湾系の教会で発生し、男が建物内で発砲しました。地元当局によると、犯人は中国と台湾の緊張関係に腹を立てていたといいます。

犠牲者は、容疑者にタックルしたことで英雄と呼ばれています。警察関係者によると、彼は他の人たちを守るために自分を犠牲にしたといいます。

52歳の医師・鄭達志(ジョン・チェン)氏は、武器を取りあげるために容疑者にタックルして他の人が入り込めるようにしたと、地元警察が発表しています。

米カリフォルニア州オレンジ郡保安官 ドナルド・バーンズ氏
「鄭医師は、この事件の英雄だ」

鄭医師は死亡し、他に5人が負傷しました。この銃乱射事件は、カリフォルニア州ラグーナウッズの定年退職者団体による台湾長老派教会が開催した昼食会で発生しました。鄭医師は最年少メンバーの一人でした。

米カリフォルニア州オレンジ郡弁護士 トッド・スピツァー氏
「高齢者が多く、ドアに鎖がかけられていて、建物から外には出ることができない。彼は自ら部屋の向こう側に突進し、犯人を取り押さえるために全力を尽くしたのだ」

発砲した容疑者は、ネバダ州ラスベガス在住の68歳の周文偉(デビッド・チョウ)と特定されました。当局の発表によると、彼は台湾で育った米国市民とのことです。

保安官によると、発砲の動機は周容疑者の台湾に対する憎悪で、手書きのメモに記されていたといいます。

米カリフォルニア州オレンジ郡保安官 ドナルド・バーンズ氏
「これは政治的な動機によるヘイト事件である。この人物は、台湾人コミュニティに対し不満を持っていたのだ」

周容疑者一家は、共産党の支配から逃れるために、1948年に中国本土から台湾に移住しました。保安官によると、周容疑者は台湾であまり歓迎されていなかったといいます。

周容疑者のノートには、台湾は中国の一部であるべきだという考えが記されていました。周容疑者は、中共による統一を支持するラスベガスの団体「中国平和統一促進会」のメンバーでもあります。同団体は2020年に、米国政府から中共の「外国使節団」に認定されています。

米カリフォルニア州オレンジ郡保安官 ドナルド・バーンズ氏
「容疑者は、中国と台湾の政治的緊張に憤慨していたとみられている」

AP通信は、周容疑者の元隣人の話として、周容疑者は昨年妻から別れをつげられ、妻が病気治療のために台湾に戻って以来、生活が荒れていたと報じています。

台湾の蔡英文総統はSNSでこの事件を非難し、暴力は決して解決策にはならないと哀悼の意を表しました。

オレンジ郡のアジア系米国人は、この銃撃事件にショックを受けています。

台湾系米国人 タミ・ワンさん
「アーバインやラグーナヒルズ周辺には、台湾系やアジア系がたくさん住んでいる。このようなことは、聞いたことがない」

日系米国人 ノリコ・イケダさん
「憎しみはまた別の憎しみを生む。それを止めなければならない」

ある若いフィリピン系米国人は、「他の人々に対して良い市民でなければならない」と話しています。

フィリピン系米国人 トローイ・ジャビエールさん
「このようなコミュニティで何かが起こるというのは、かなりショッキングなことだ。特に、暴力が本当に度が過ぎている場合だ。警戒を怠らず、思いやりのある人々であり続けてほしい」

被害者は全員アジア系です。米連邦捜査局(FBI)はヘイトクライムの捜査を開始すると発表しました。

〈字幕版〉

 
 

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