外国人が見たロックダウン下の中国の人々

本日の番組では、ロックダウン下の中国に住む外国人視聴者からの手紙をシェアします。

この視聴者は、中国国内では入手困難な真実の情報を得るために私たちの番組を毎日見ていると語りました。中共政権のネット封鎖を回避するために、特殊なソフトウェアを使っているといいます。安全上の理由から、名前は伏せています。

この視聴者が住んでいる都市の人々は、2つのグループに分けることができるといいます。一つは、地元住民の約9割を占め、中共政権が行うこと全てを盲目的に支持しているグループ。残りの1割は、仕事に復帰して家族を養いたいと考えています。彼らは当局が自分たちにしていることに疑問を持っているようです。

この視聴者は、これほど多くの人が当局の政策を支持し続けていることに驚きを感じているといいます。しかし、その理由について、彼は中国共産党の教育制度によって洗脳されたことがないからだと説明します。

また、自分の住む街の人々は、中共ウイルスについてほとんど無知だと指摘しました。人から人へと感染し、肺を襲う呼吸器疾患であることを理解していないといいます。人混みやレストランでの食事の危険性も理解していません。さらに、人々は中国製のワクチンが外国製に比べて効能が劣ることも知らないといいます。

この視聴者は、こうした中共ウイルスに対する知識欠如は意図的に作られていると考えています。なぜなら、当局は人々にパンデミックの起源について深く考えて欲しくないからです。その代わり、当局は人々がすべてにおいて政権を信じることが最重要であると考えているといいます。

何週間も自宅隔離を続けているこの視聴者は、幸いにも十分な食料を持っているといいます。しかし、第二次世界大戦でユダヤ人が経験したことを改めて理解することができたと語ります。

この視聴者はさらに、地元の人々は隣人が消えて、隔離施設に連れて行かれても何も疑わないと述べました。もし自分がいなくなった場合、誰も探してくれることはないと「確信している」とも述べました。なぜなら、人々は共産党を盲信しているからだといいます。

〈字幕版〉

 
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