「党への賛歌を」上海市民に要求

上海の一部の住民は、寛大な気持ちではいられないようです。

市内の一部の地区では、ロックダウンが解除されました。多くの住民が自宅から出るのは数週間ぶりですが、中国共産党はこの機会を利用して自らの評価を高めようとしているようです。

一部の建物の住民は、一階に下りてきて中共政権を賛美する歌を歌うよう要求されました。

上海市民
「この建物の封鎖が間もなく解除される。住民に下りてこいとしばらくの間叫んでいるのだが、誰も下りてこない。誰も中国共産党の旗の前で讃歌を歌おうとしないのだ。ショーが台無しだ」

こちらの動画では、一人の女性が中国共産党の旗を振って、マンションの住人らが下に下りてくるのを待っている姿が映っています。

上海の別の映像では、防護服を着た人々が同じ旗の前でポーズをとり、写真や動画を撮影しています。

これは、中共政権が比較的よく行っている宣伝活動の一部です。自然災害やロックダウン、他の重大な出来事の後に、官製メディアは、共産党の偉大な指導と導きを称える人々の写真や動画を公開するのです。

〈字幕版〉

 
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