米司法省 中共工作員5人を起訴

米司法省は、ニューヨークの下院議員候補者やカリフォルニア州在住の芸術家、オリンピック・フィギュアスケート選手の父親などの被害者に対し、中国共産党のためにスパイ活動を行ったとして、5人の容疑者を起訴すると発表した。

米司法省は16日、中国共産党のために、米国内の中国人反体制派にストーカー行為や嫌がらせをした罪に問われている5人の男を起訴すると発表した。

被告らは、中共国家安全部(MSS)と共に「国境を越えた弾圧計画」に携わる中国秘密警察の工作員として活動していたとされている。

被告のうち3人は逮捕されたが、2人は逃亡中だ。被害者には、ニューヨークの下院議員候補者、カリフォルニア州在住のアーティスト、オリンピック・フィギュアスケート選手の父親が含まれている。

訴状には被害者の名前は記されていないものの、下院議員候補者に関する記述がブルックリン在住の熊焱氏と一致している。

米司法省は、3件の起訴について詳述し、そのうちの1件の被告人である林啓明は、下院議員候補者熊焱氏の選挙活動を妨害するために、ニューヨークで私立探偵を雇ったとされている。

熊氏は、1989年の天安門広場での民主化デモの学生リーダーで、後に米国に脱出し、兵役を経て米国籍を取得している。

林被告は私立探偵を雇う際、自分と自分のために働く人たちは、熊氏が議員に当選するのを望んでいないと説明し、「引き受けてくれるなら、報酬はいくらでもよい」と強調した。そして、まず、私立探偵に対して、熊氏の電話番号と住所の提供を求めた。さらに、熊氏の不名誉な情報を見つけ出すよう指示し、そのような情報が見つからない場合には、女性スキャンダルをでっちあげるなどして、何らかの捏造を行うよう要求した。

その後、林被告は探偵に身体的な攻撃をすることも検討するよう求めた。探偵へのボイスメッセージで、林被告は次のように述べている。「暴力以外にどんな方法があるのか、今からでも考えてみろ。でも、結局は暴力でも仕方ないだろう。殴る、選挙に出られなくなるまで殴る。考えてみろ。車の事故とかで、そいつは完全にだめになるだろう、そうだろう」

ニューヨーク東部地区の米国弁護士 ブレオン・ピース氏
「これらの事例が示すように、中国(共)国家安全部(MSS)は米国に居住している民主化推進派をターゲットにし、嫌がらせや中傷を行ってきた。中国(共)政府が彼らを逮捕の対象にしやすくするために、彼らをスパイしているのだ」

中共外交部は10日、海外の反体制派を狙った計画を実行したことを否定し、この疑惑は誹謗中傷であると批判した。この事件は、中共政権が海外の民主活動家の口を封じ、脅すためにますます積極的に取り組んでいるという、米当局による指摘を裏付けるものとなっている。

〈字幕版〉

 
 

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