殺害予告を受けたウクライナ在住の中国人「すでに死の瀬戸際にいる」

中共駐ウクライナ大使館が「退避任務が滞りなく成功」と発表したころ、ウクライナの戦闘地域に取り残された中国人留学生が、大使館の言うことに何の疑いも抱いていなかったため、退避のタイミングを失ってしまったと投稿しました。

ウクライナ在住の中国人 趙さん
「(ウクライナ北東部の戦闘地域の)スミにはまだ学生が4人残っている。彼らは救出されていない。ハリコフには2人いる。私の知る限りまだ2人いて、彼らもまだ救出されていない」

中共官製メディア「環球網」は米国東部時間3月9日午後1時5分の報道の中で、中共駐ウクライナ大使館は現地からの退避任務を滞りなく完了したと発表しました。

ウクライナ北東部の戦闘地域スミのフルーヒウから退避できていないままいる中国人留学生の林雲飛さん(仮名)にお話を伺いました。

ウクライナ北東部スミのフルーヒウの中国人留学生 林雲飛さん(仮名)
「もともと119人いたが、今は115人が退避して、あと4人がスミで待っている。私たちもスミにいる」

林雲飛さんは、ロシアが2月24日にウクライナに侵攻した時点で、彼らは大使館に連絡して中国人退避リストに登録したと話しています。

ウクライナ北東部スミのフルーヒウの中国人留学生 林雲飛さん(仮名)
「登録を終えた私たちはとても喜んだ。私たちはどういう形であれ、家に帰れると思ったのだ。だが結果、最後のバスにも乗れなかった」

林雲飛さんの住んでいる地域は大使館が指定した退避地点から150km離れています。林雲飛さんは8日、自力で行こうと車を探しましたがたどり着けませんでした。

ウクライナ北東部スミのフルーヒウの中国人留学生 林雲飛さん(仮名)
「150キロのうち30キロ走り、残り120キロだった。最初の歩哨所を通過するときには何も言われなかったが、二つ目の歩哨所を通過するときに民兵から阻まれ、この先は危険だと言われた。歩いても一時間に十数キロしか移動できない。5~6時間歩くと外出禁止の時間になった(夜間外出禁止令が出ている)。外に居続けることはできない。外に居続けたら、恐ろしいことに捕まってしまう。スパイだと疑われるのだ」

中共メディアのプロパガンダに加え、中国のネット水軍もそれに呼応して動いています。

現在、ウクライナのオデッサに住んでいる中国籍の王吉賢さんは、SNSにウクライナ戦闘地域の住民の日常生活と自分の感想を投稿したところ、「サイバー暴力」にさらされました。また、王さんのウィーチャットのアカウントは使用制限がかけられ、家族と連絡も取れなくなりました。

王吉賢さんはボイス・オブ・アメリカの取材に対し、ウクライナというこの現実世界での戦争に直面したこと以外に、もっと恐ろしい、目には見えない戦争に直面せざるを得なくなったと話しています。王さんに対し、インターネットを通じて殺害予告を出した人もいれば、王さんが帰国したら「お茶に誘う」と恫喝する人もいるからです。「お茶を飲む」とは「警察の取り調べを受ける」ことを意味しています。

ウクライナのオデッサ在住の中国人 王吉賢さん
「私は死の瀬戸際にいるのに、帰国して取り調べを受けるのを怖がる必要がどこにある?」

 
 

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