「私たちを助けて!」自主退避を迫られる中国人留学生

ロシアウクライナ侵攻をめぐり、激しい情報戦が繰り広げられ、さまざまな情報が飛び交っています。確実に言えるのは、多くの民間人が被害を受けていることです。新唐人テレビはウクライナのクリミア半島付近の都市に住む住民から現在の状況を伺いました。また、ある中国人留学生は、キエフの中共領事館職員から自主避難を言い渡され、電話口で涙ながらに抗議しました。

ロシア国防相のイゴール・コナシェンコフ報道官は3月2日、ロシアの武装部隊がクリミア半島付近のウクライナ南部の都市、ヘルソンを制圧したと発表しました。一方でウクライナ国防省はこれを否定しました。

ヘルソン在住のウクライナ人、サーシャさんは取材に対し、現状を次のように説明しました。

ウクライナヘルソン在住のサーシャさん
「みなさんこんにちは。私は今、ヘルソンにいます。何が起きたかお話しさせてください。自由広場にたくさんの戦車が来ています。みんな家の中に閉じこもっており、どこにも行くことができません。外出を禁止されているのです。撃たれて死ぬかもしれないからです。襲撃される可能性があるので外には出られません。状況は非常に緊迫しています」

ロシア軍がウクライナに進入してから、7日目からは居住区に対する攻撃は激化し、市民は外に出るのを恐れています。中共駐ウクライナ大使館は国民を退避させるために車をチャーターすると公言していましたが、ウクライナ各地に点在する中国人留学生が指定された場所まで行くことは、現実的には不可能です。また、流れている情報によると、退避は全員を対象としているわけではないようです。

ウクライナ在住の中国人留学生
「本当に恐ろしい。国の助けが本当に必要なのです。あなた方に何度も電話を掛けているが、本当に精神が崩壊しそうです。あなた方はそもそも、何の措置も講じていない。私たちに自分で退避しろ、自分で逃げろと言うだけだ。毎日のようにウェイボーで、国は私たちと共にあると言っている人はどこにいるんですか?あなた方が退避する時、いつ私の番になるのですか」

中共駐ウクライナ大使館職員
「もしあなたが(自主退避を)手配できなかったら、物資を買ってキエフで待機してください」

中国人留学生
「私たちが国境まで行けるわけがないでしょう?私たちはみんな学生ですよ?チャーターできる車がどこにある?どうやって国境まで行けと?」

中共駐ウクライナ大使館職員
「あなたが我々を待つのなら、辛抱強くキエフで我々を待ってほしい。今キエフでは、国民を安全で大規模に退避させるための条件が整っていないから」

中国人留学生
「要するに、私はやはり何のサポートもしてもらえないわけですね」

ウクライナの中国人留学生は続々とウェイボーに、次のような救援メッセージを投稿しています。

「私たちを助けてください。大使館は助けに来てくれず、自分たちで何とかしろと言います。私たちのことはほったらかしです。どうか国内の人たちに注目してもらえるよう助けてください」

現地の留学生によると、ウクライナの中国人が自主退避中にロシア軍から攻撃され病院に搬送されたと言います。

ウクライナの中国人留学生
「私たちが逃げているとき、ロシア軍の戦車7~8台が私たちに向けて発砲した。中国人、華人のなかには撃たれて病院にいる人もいる」

一方、中国国内のプラットフォームでは、中共から長年の洗脳教育を受けて来た「小粉紅」と呼ばれる若い世代の民族主義者たちが、今も攻撃的な投稿を続けています。

中国の「小粉紅」
「私はロシアの兄弟たちのために6000元(約11万円)を寄付する用意がある。プーチン大統領に早く核爆弾を使ってほしい」

ウクライナのオデッサ在住の中国人 王吉賢さん
「プーチンがあなた方のために何をしてくれたのだ?プーチンが派兵したのがそんなに嬉しいか?私はオデッサ、ウクライナにいる中国人だ。私の同僚にはロシア人もいるしウクライナ人もいる。ロシア人はさほどプーチンを支持していないのに、あなた方はロシア人よりもプーチンを支持している。何人であろうが私には関係ない。私はまずは個人なのだ。私は命を尊重する。人には生きる権利がある」

 
 

大学教師のために4日間で臓器を調達 オンデマンドの臓器移植

大学教師のために4日間で臓器を調達 オンデマンドの臓器移植
先月、急性心筋梗塞を発症した中国蘭州 ...
続きを読む >
 

大阪と武漢の港提携に疑問の声

大阪と武漢の港提携に疑問の声
大阪港湾局が昨年12月、中国の武漢新 ...
続きを読む >
 

北京市民が体験した「4.25中南海事件」【禁聞】

北京市民が体験した「4.25中南海事件」【禁聞】
天安門大虐殺から10年後の1999年 ...
続きを読む >
 

カナダの議員 臓器狩り対策法案を推進

カナダの議員 臓器狩り対策法案を推進
カナダの議員たちは、国民が中国の違法 ...
続きを読む >