米国議員「米国企業は金のために中共に屈服した」

米国のブラッド・ウェンストラップ(Brad Wenstrup)下院議員は現在、中共が世界各地で行っている港湾投資に対応するため、ある超党派法案を推進しています。これについて同議員にインタビューしました。

米国のブラッド・ウェンストラップ下院議員
「中共はこれらの国に入り込んで、我々はあなた方に、漁業やほかのことに使える港を一つ作ってあげましょうと言う。するとそれは、空母を停泊できるような軍需資産になる。アフリカのジプチを見るがいい。我々はそこに数年間基地を持っている。中共は今、我々のすぐ隣に自分たちの基地を持っている。彼らは今、世界中で主導的地位を獲得しようと試みており、特に彼らのいる地域から着手しようとしている。これは米国にとって非常に危険なことだ。なぜなら、中共を軍事的に大幅に強化させたからだ」

ウェンストラップ議員は、ひとたび中共が現地に資金を投入し始めたら、これらの国を人質として扱い、投資を利用して脅迫するが、米国は長い間、この件に関心を抱いてこなかったと述べています。

この問題に気づいた豪州は現在、中共が世界中で拠点となる港を増やすのをできるだけ遅らせようとしています。

米国のブラッド・ウェンストラップ下院議員
「中共の一帯一路イニシアチブの真相は、中共が一体を主導すること、中共が一つの世界を主導することだ。これが問題だ」

ウェンストラップ議員はさらに、米国企業は金に目がくらんで中共に屈服したと非難し、中国の人権問題を非難したプロバスケットプレイヤーのエネス・カンター・フリーダム選手がNBAから解雇されたことにも言及しました。

同議員は、中国のひどい人権記録を考えた場合、米国は北京冬季オリンピックをジェノサイドオリンピックと呼ぶべきだと述べています。

 
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