「学校運営は党の指導の下で」中共が小中学校の管理を強化

中共中央弁公庁が最近、小中学校での党組織の指導力強化に関する「意見」を発表しました。この「意見」では、「小中学校では、中国共産党がすべての重要な決定を下し、生徒は党のために教育されるべきである」と示されています。

中共中央弁公庁は先月末にこの文書を発表しました。文書では、中国共産党(CCP)の指導の下で、校長責任制を構築するよう命じており、小学校から高校までのすべての学年に適用されます。

文書では、中共による指導力を強化すべきであるとし、その目標は、教育システムを円滑に運営するための必然的な要求であると記されています。

また、中国共産党の指導力強化のための指示も出しています。文書では、中国のすべての小中学校に、中国共産党の下部組織を校内に設置するよう促しています。つまり、中国共産党に直結した事務所の設置を意味します。

また、教師は、これらの党組織が実際に各学校を運営していることを理解すべきであるとしています。つまり、教師の雇用や指導を含め、学校のすべての重要な決定は党幹部が下すことになるということです。

文書ではさらに、各学校の共産党組織に対し、定期的に彼らの上司と党に報告し、指令を実行するために行ったことを詳しく説明するよう求めています。

〈字幕版〉

 
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