中国アイスホッケー代表連敗 注目は選手の国籍問題【禁聞】

北京冬季五輪に開催国枠で出場を果たした中国男子アイスホッケーチームの選手25人のうち、3分の2が海外出身者で占められていることから、選手の国籍問題が内外から注目を集めています。ウォール・ストリート・ジャーナルは、IOCオリンピック憲章でオリンピックにはその国の国民しか出場できないと定められているにもかかわらず、なぜ中共は海外出身の選手で代表チームを編成できたのかと疑問を呈し、これは北京冬季五輪のトップシークレットだと報じています。

2月10日、中国男子アイスホッケーチームが米国と対戦しましたが0対8で敗北し、12日に行われた対ドイツ戦でも2対3で負けています。成績は振るいませんでしたが、代表選手の国籍問題で中国男子アイスホッケーチームは海外から注目を集めています。

中国男子アイスホッケーチームの選手25人のうち、中国出身者はわずか6人で、残りの19人はすべて外国からの帰化選手です。11人がカナダ、7人が米国、1人がロシア出身となっています。

中共には厳しい国籍法があり、二重国籍を認めていません。またIOCオリンピック憲章第46条「競技者の国籍」には「オリンピック競技大会に出場する競技者は、その競技者のエントリーを行うNOC(国内オリンピック委員会)の国の国民でなければならない」と規定されています。

ウォール・ストリート・ジャーナルは2月12日、国際アイスホッケー連盟ハンドブックには「10歳の誕生日を過ぎてから、居住した国の全国大会に少なくとも連続2シーズンかつ連続16か月(480日)出場したことを証明しなければ、居住した国の代表として試合に参加することはできない」と記されていると報じています。

記事ではまた、主要選手が外国人で構成されたナショナルチームを編成するために中共がどんな手段を講じたのかは、北京冬季五輪のトップシークレットの一つだとも報じています。中国オリンピック委員会、国際アイスホッケー連盟、IOCのいずれもこのチームの外国人選手問題について触れていません。

中国チームの外国人選手の中で最も有名なアスリートは、ジェイク・チェリオス(Jake Chelios)選手ですが、彼が北京のために尽力する時の名前はジェイキー・カラオシ(Jieke Kailaosi)です。

ジェイク・チェリオス選手の発言は、自身と複数のチームメイトが米国のパスポートを保有したままであることを裏付けています。同選手は、中国の国籍を取得したのかとの質問に対し、「我々はこれについて発言すべきではないと考えている」と答えました。

彼らのような外国人選手が中国国籍を取得したかどうかを外部の人間が知ることは極めて困難ですが、ドイツ国営放送のドイチェ・ヴェレは、中共のアイスホッケー関係者は、選手とメディア関係者との接触を制限しようとしており、北京冬季五輪の前に、選手らは取材を受けないよう指示されたと報じています。

報道によると、米国生まれでゴールキーパーのジェレミー・スミス選手は10日の対米国戦で惨敗した後に、「米国の国籍を捨てたのか」との質問を受けた際に、同じく米国出身のフリースタイルスキー選手谷愛淩選手の言葉を借りて「これはスポーツで、これはアイスホッケーだ。私はここで中国を代表している。中国にいる時、私は中国人で、米国に行ったら私は米国人だ」と答えています。

中国の元警察官で民主活動家の董広平氏は、中共がこうした外国人選手の情報を公開しないのは、中共のスタンスがダブルスタンダードだからだと指摘しています。

中共の元警察官で民主活動家の董広平氏
「中共は二重国籍を認めていないが、その中の一部の人たちは二重国籍だ。中共は金メダルのためなら、自分の言葉さえも反故にして法律に背いて、何らかの一時的な、長期居住証を持っている人を代表にして試合に出す。これ自体がすでにIOCの規定に違反している」

米国在住の時事評論家 鄭浩昌氏
「中共はおそらく、彼らのような『帰化選手』の二重国籍には青信号を出しているのだろう。中共というこのならず者政権にしてみれば、憲法も含めどんな規則であっても守る必要はないのだから、二重国籍を認めるくらい、お安い御用だ」

ドイチェ・ヴェレは、英国の専門家マーク・ドライヤー(Mark Dreyer)氏の話を引用して、中共のやり方はメンツを回復するためのものだと報じています。「中国本土の選手に、オリンピックで戦えるだけの競争力がないのは明らかだ。状況を見たところ、非常にひどいありさまなのは確実で、最終的には散々な結果に終わるだろう。中国(チーム)はアイスホッケーの試合会場で息の根を止められるだろう」

中国の元警察官で現在は民主活動家の董広平氏は、中共は北京五輪のために巨額の資金を投じて海外からアイスホッケー選手を招いたが、やはり失敗という宿命から逃れられてはいないと指摘しています。

中共の元警察官で民主活動家の董広平氏
「彼らは純粋に金のためにやっている。すべて中共から金をもらって買収されて来たのだ。彼らは金のためにやっているから、何か不満に感じたらその不快感を試合中に表明する。選手のうち一人がちょっと気を抜いたら、そのチーム全体の攻防体系が損失を被る」

董広平氏は、中共がオリンピックで栄誉を手にするために海外からアスリートを獲得しているのは、彼らが「千人計画」を推進しているのと同じ思考だと考えています。しかし、中国男子ホッケーチームの惨敗は、目先のことにとらわれたり、周囲を騙したり、猿真似をすることによってライバルを蹴落とそうとしても、成功は手に入らないことの証だと考えています。

 
 

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