警察が勝つエンディングに 映画『ファイト・クラブ』改変=中国

1999年に製作されたデイビッド・フィンチャー監督の映画『ファイト・クラブ』 は、その圧倒的なクライマックスから20年間不動の評価を得てきました。ラストシーンでは、ブラッド・ピット演じる主人公が、自らの分身が消費主義社会を象徴する高層ビル群を吹き飛ばし、現実社会を批判するメッセージが盛り込まれています。

このアナーキスト的なメッセージは、中国共産党政権の検閲の目に留まったようです。最近、ファイト・クラブが中国国内でストリーミング配信されたものの、象徴的なエンディングが大幅に変更され、爆破シーンの代わりに画面が黒くなり、次のメッセージが字幕で流れました。

「…警察は迅速に計画の全貌を突き止め、犯罪者全員を逮捕し、爆発を未然に防ぐことに成功した。裁判の後、タイラーは精神病院に送られた」

中国版では、政府が犯罪者たちを懲らしめ、社会に平穏を取り戻す正義の味方として描かれています。

改変されたラストシーンのスクリーンショットが中国のソーシャルメディア上で拡散されると、映画ファンからの強烈な反発を招きました。

あるネットユーザーは、次のようにコメントしました。

「『ファイト・クラブ』のエンディングが改変されたことに衝撃を受けている。改変されたのは、どうでもいい駄作ではなく、映画史上最も評価の高い犯罪スリラーの一つである『ファイト・クラブ』だからだ。しかし、この論理で言えば、『ショーシャンクの空に』の主人公は脱獄に成功できるだろうか?『ゴッドファーザー』のコルレオーネ一家全員はとっくに警察に摘発されているはずではないのか? 超法規的正義を実行する『バットマン』は存在を許されるだろうか?」

ブラッド・ピットの映画が中国政府により検閲されたのは今回が初めてではありません。

ブラッド・ピットは、2016年までの約20年間、中国への入国を禁止されていました。その理由は、豪州の探検家と亡命生活を送るダライ・ラマの友情を描いた1997年の映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』に出演したためです。

この映画では、紅軍によるチベット侵攻とチベットの僧侶への弾圧が描かれています。

 
 

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