「組織的な人権侵害」中共当局 教員応募に法輪功学習者は不可

中国で教職員として勤務するために必要な条件は、教授法を熟知しているだけでは不十分です。教育者は、中共当局が示す政治的立場に沿って行動することが要求されます。

中国の多くの学校で最近、教職員の募集を開始しました。しかし、応募条件には、あることが明確に記されています。それは、法輪功学習者の応募は認めないということです。

法輪功は、真・善・忍という理念に基づいて心身を修める気功修煉法です。22年前、中共政権は法輪功に対する迫害を開始し、数百万人に及ぶ人々が拘束され、拷問を受け、さらには死亡しています。

今年9月、中国東北部遼寧省台安県で発出された教員募集通知では、応募者は法輪功を修めていないことを証明する書類を提出する必要があり、さらには戸籍所在地の共産党委員会の公印も求められました。

今年7月、河北省秦皇島市北戴河新区の募集通知でも「法輪功に参加したことのある人は応募できない」と記されていました。

一部の大学でも、同様の条件を要求しています。その一つに、大慶師範学院が挙げられています。同学院は今年9月、応募者に対し、法輪功に対する認識や、法輪功への取り締まりに関する態度を応募書類に盛り込むよう求めました。法輪功への禁止を支持しなければ、就職することができないとしています。

他にも、少なくとも5つの大学が、応募者が法輪功を修煉していないことを明確に要求しています。

現在米国在住の王福花さんは、湖南省出身の法輪功学習者です。中国に住んでいた頃は、小学校教員として勤務していましたが、法輪功を修めていたために免職されました。

法輪功学習者 王福花さん
「実は当時、私は小学校の教師で、クラス担任もしていた。当時、私は2度陳情した。中国共産党は嘘をついており、法輪大法はとても良いものだと伝えたかったからだ。このため、学校側が中国共産党が発行した文書に基づき、私を退職処分にしたのだ」

王福花さんは、中共は実は法輪功学習者の教員就職をずっと禁止しており、これは中共の本質に関係していると指摘しました。

法輪功学習者 王福花さ
「中国共産党の体制は、プロパガンダと軍隊を絶対的な統制下に置く必要がある。教壇に立つ教師は、多くの子供たちを前にし、必ず子供たちにどう振る舞うべきかを教えるだろう。私たちは、真・善・忍の原則に従う。私たちは伝統文化がどれほど素晴らしいものかを知っている。しかし、これは中国共産党が望んでいるものではないのだ」

中共当局による法輪功に対する差別は、教育分野に限られたものではありません。他にも、公安や警察、国営企業や国家機関、さらには一部の民間企業でも、法輪功学習者を採用してはならないとしています。

米国在住の人権派弁護士呉紹平氏は、これは「組織的な人権迫害」だと指摘しています。

 
 

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