ベルギーで大規模デモ ウイルス対策の規制強化に反発

11月21日、ベルギーの首都ブリュッセルの中心部に数万人が集まり、政府の防疫対策に関連した規制強化に反発し、大規模な抗議デモを行いました。

警察の発表によると、21日の抗議デモには約3万5千人が参加したとのことです。

デモ参加者たちは「自由、自由、自由」と声を上げ、反ファシストの歌を歌い、「自由を守るために共に」、「一つになって自由を勝ち取る」、「自由、健康」などのスローガンを掲げました。また、歩道橋にも「専制政治を決して容認しない」と書かれた横断幕が掲げられました。

参加者の多くは、政府が推進しているワクチン接種の義務化や、それに伴う様々な規制措置に抗議しています。

デモ参加者と警官隊の間で衝突が発生し、デモ参加者が警官隊に発煙弾や花火を投げつけたことに対し、警察は催涙ガスや放水車などで対応しました。

欧州各国では最近、中共ウイルスの感染者数が急増し、各国政府は再び規制措置を強化し始めました。これに反発し、各国で抗議活動が続いています。

オランダでは20日、ハーグなど各地で行われた抗議デモにおいて、警察は30人以上のデモ参加者を逮捕しました。

 
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