専門家「海上貨物輸送危機の解消は2022年」

ロサンゼルス港は10月29日、港のすべてのコンテナターミナルが操業し、18隻の船舶が入港していると発表しました。海上貨物輸送の危機をいかにして打開するかについて、サプライチェーンの専門家が見解を語りました。

10月29日、ロサンゼルス港の報告によると、私の後ろにあるような輸入コンテナの約40%が、パンデミック前の2倍となる、少なくとも9日間ターミナルに置きっ放しの状態です。

グローバル・ゲートウェイ・ロジスティクス社最高経営責任者(CEO) ケイトリン・マーフィー氏
「誰もが明日にでもこの状態が終わってほしいと願っているが、残念ながら、おそらく来年まで解決することはないだろうと予測している」

ケイトリン・マーフィー氏は貨物輸送会社グローバル・ゲートウェイ・ロジスティクスの創業者で最高経営責任者(CEO)で、2017年にこの会社を立ち上げました。同氏は港湾労働者がオーバーワークになっていると言います。

グローバル・ゲートウェイ・ロジスティクス社最高経営責任者(CEO) ケイトリン・マーフィー氏
「正直なところ、ゲートの営業時間延長というバイデン政権の解決策は、銃創にバンドエイドを貼るようなものだったと思う」

マーフィー氏は、空のコンテナを受け入れるターミナルのスペースが不足している以上、時間を延長してもサプライチェーンの危機を解決するには不十分だと述べています。

マーフィー氏は企業が自ら打開策を見出すべきだと考えています。顧客には、代わりのコンテナターミナルを検討するよう勧めています。

グローバル・ゲートウェイ・ロジスティクス社最高経営責任者(CEO) ケイトリン・マーフィー氏
「緊急性の高い貨物については、代替手段を検討するよう輸出入業者に伝えようと考えている。例えばクリスマスシーズンや買い物シーズンに間に合わないような貨物は航空輸送するなど」

マーフィ氏は、指定輸入港や仕出し地を変更すること、戦略を見直すなどして貨物輸送業者にハイレベルの顧客サービスを求めることを勧めています。

グローバル・ゲートウェイ・ロジスティクス社最高経営責任者(CEO) ケイトリン・マーフィー氏
「海外で貨物を混載することで、コンテナ内のスペースを最大限に活用し、価格やタイミングに柔軟に対応し、鉄道ではなく、トラック輸送などを行うことができる。ご存じのように、今年は鉄道が非常に混雑し、遅延も発生している」

LA港湾委員会は10月29日、貨物の移動を改善するための「コンテナ超過滞留追加料金」計画を承認しました。

これは一定期間を過ぎてターミナルに滞留しているコンテナ1個につき100ドル(約11,000円)を海上輸送業者に請求するというものです。

マーフィー氏は、数週間前に中国を襲ったエネルギー危機など、海外製造業者の操業停止にも言及し、クリスマス用に家具やオーダーメイドの商品を買う予定の人は前もって納入業者に実際の出荷時期を聞いておいた方がよいと述べています。

〈字幕版〉

 
 

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