米国 台湾の国連参加を支援 中共は猛反発

米国は、台湾が国連に有意義な形で参加できるよう支援したいと考えています。米国と台湾の事務官はオンライン会議を開き、その後、10月23日に声明を発表しました。

10月25日、中共の習近平総書記は、中国の国連加盟50周年の記念演説を行いました。習近平氏は、人類は未来を共有する(人類運命共同体)という考えを繰り返し述べ、台湾を国連に加入させないという決意を暗に示しました。

台湾の正式名称は「中華民国」またはROC(Republic of China)であり、かつては国連加盟国でした。中華民国は国連で「中国」の議席を保持していましたが、1971年、中華人民共和国がその議席を占めるようになりました。

共産主義勢力が内戦に勝利したため、中華民国は台湾島に退避することになりました。

中華民国は国連の創設メンバーであるにもかかわらず、最終的に国連での地位を失いました。その夜、台湾代表団が国連総会会場を後にする際、中華民国の外相は、「この決定は世界中の平和を脅かすだろう」と警告し、「これは危険な茶番劇だ」と述べました。

国連は解決策として二重代表制を提起しましたが、北京と台北の双方がこの提案を拒否しました。

初代中華民国総統の蒋介石氏が残した有名な言葉に「漢賊並び立たず(漢賊不両立)」というものがあり、蒋介石氏が死去するまで台湾の外交政策はこの原則を守っていました。

国連はこのようにして、中国の台頭するイメージを形成するのを支援してきました。時が経つにつれ、多くの国が外交関係を台湾から北京に移しました。

北京は台湾を支配したことが一度もないにもかかわらず、台湾を自国の領土の一部と主張し、これを外交関係の原則としています。

このようにして、台湾は北京の圧力により、外交的に孤立していきました。

しかし、共産主義の侵略から台湾を保護することを約束している米国をはじめとする主要なパートナー国との関係は維持されています。今回の声明は北京を苛立たせています。

今回の発表を受けて、中共の国営メディアは、バイデン政権を激しく非難しました。「環球時報」は、バイデン政府を「米国史上最も無能で、堕落した政権だ」と表現しました。また、台湾の国連への参加を推進することは「卑劣な行い」であり、「破廉恥な小細工」であると猛反発しています。

〈字幕版〉

 
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