ワクチン接種を拒む男性を連行 男性はハンストで抗議

中国のある住民が、地方政府による中共ウイルスワクチンの強制接種に抗議しています。警察が彼の自宅を訪れて、ワクチン接種を拒むなら、精神病院に連行すると告げた後のことです。

中国湖南省のある住民が、地元のワクチン強制接種に抗議してハンストを続けています。

湖南省在住の張建平さん
「ワクチン強制接種には断固反対だ。ハンスト3日目だ」

張さんが抗議を始めたきっかけは、地方警察との間で起きた事件です。張さんは心臓病を患っており、地元政府のワクチン強制接種に抵抗してきました。

しかし3日前、警察官の一団が家の前に現れました。この地域では住民全員が漏れなくワクチン接種を完了しなければならず、拒否すれば精神病院に連行すると告げられたのです。その後、警察は命令を拒否し続けた張さんを連行しました。

張さんの話によると、警察官はその後、車の中で張さんを押さえつけ、無理やりワクチンを注射したとのことです。

警察はその後、張さんを釈放しました。

張さんの事件は、中国が全人口の80%へのワクチン接種を目指す中で起きたものです。

少なくとも8つの省では、県レベルの当局が期限までにワクチンを接種しない場合、学校や病院に入れなくなると住民に警告を発しています。

江西省のある県では、当局が次のような通告をサイトに掲示しています。

「疫病の予防と制御に対しては一人一人に責任がある。ワクチン接種は私から!」

この告示によると、ワクチンを接種していない住民は7月下旬以降、医療機関や公共交通機関などの公共サービスを利用できなくなるとしています。

一方、張さんは、自分のためだけに抗議しているのではないといいます。

湖南省在住の張建平さん
「今、私たちが抗議しなければ、将来の世代はどうなってしまうだろうか?私たちは酷い仕打ちに遭っても声一つ上げようとせず、牛や馬のように黙々とただ働くだけなのか?」

張さんは今も抗議を続けていますが、身の安全が気になると言っています。

張さんは、明日以降もし自分のソーシャルメディアアカウントで新たな投稿がなければ、それは彼が警察に連行され、身柄を拘束されたことを意味するだろうと述べています。

〈字幕版〉

 
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