「公然たる殺人だ」女性が警官に蹴られ意識失う=山東省派出所

共産主義政権統治下の中国において、当局に立ち向かうには、常にリスクが伴います。ひいては、自らの命が危険にさらされる事態に至る可能性もあります。

ある動画が中国のネットユーザーの間で怒りを買っています。動画には、山東省にある派出所で女性警察官により背後から蹴られている様子が撮影されています。蹴られた勢いで女性は壁に頭をぶつけ、意識を失いました。現在、女性の近況は明らかにされていません。

この動画は、8月12日に中国のソーシャルメディアに投稿されました。投稿文によると、被害女性の名前は王麗君で、同事件は山東省最東部に位置する威海市にある派出所で発生しました。女性が威海市公安局の局長と党委員会書記を告発したところ、警察から報復されたと記載されています。

あるネットユーザーは「公然たる殺人だ」と非難しています。

また、別のネットユーザーは「彼らは人間ではなく鬼畜だ。人間性が全くない。これがまさに、党ママの『狼の乳』を飲んで育った獣だ」と投稿しています。

中国共産党は、「党は人民の母である」と主張しています。

あるネットユーザーは、中共統治下の現状について、「今は無法の時代で、庶民は不運に見舞われ、いつでもどこでも命を失う可能性があるのだ」と投稿しています。

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