河南省開封市で大量の豚が溺死 「悪臭で息もできない」

河南省の各地は先日、豪雨とダムの放水によって、史上最悪の水害に見舞われました。開封市(かいほうし)も甚大な被害を受けた地域の一つで、養場の豚が大量に溺死しています。

豚の生産地として知られる開封市尉氏県(いし-けん)では、7月20日の水害で大量の豚が溺死しました。しかし、適切な処理が行われず、水に浸かったままになっているため、すでに悪臭を放っています。

7月29日、尉氏県政府はネット上に「状況説明」を掲載し、「県下の58の飼育場が被災し、家畜16万1700頭が死亡した。うち、15万頭の死骸がいまだに水に浸かっている。 腐敗が始まっており、周辺の環境がすでに汚染され、疫病が発生する恐れがある」と助けを求めるメッセージを発信しました。文章の最後には「緊急、緊急、緊急!」と記されています。

同日、尉氏県水坡鎮(すいはちん)南瑋塢村(なんいおそん)の村民委員会も「村の西側にある4つの養豚場で6,000頭以上の豚が溺死したが、被災面積が広く、水が深いため、死骸を引き揚げることができない。悪臭がひどく、すでに腐乱が始まっている」と助けを求める手紙を掲載しました。 豚の死骸の処理、空気の消毒、疫病予防などに関して、各レベルの政府に対し、緊急救援を求めています。手紙の最後にはやはり、「望む!望む!望む!」と記されています。

一方、南瑋塢村の村民、王さんは大紀元に対し、地元で溺死した豚の数は1万頭以上に上るはずだと話しています。

王さんによると、村の4つの養豚場で飼育されていた豚の数は1万頭を超えており、洪水が急に襲ってきたため、豚を避難させることができなかったといいます。7月20日のダムの放水で、養豚場が全部水没し、水深は2メートルに達していたとのことです。

王さんは、「豚はしばらくは泳ぐことができるが、3日後に死亡する。一頭も残らず、全部死んだ。すでに10日以上過ぎている」と話しています。

王さんによると、上昇を続けていた水位は、28日になってようやく止まったそうです。村民のほとんどは外部に避難しており、その間豚の死骸は腐敗が進み、悪臭で息もできないほどだといいます。

村の村長が地元政府やメディアなどにも助けを求める手紙を出し、強く訴えたため、7月31日にやっと政府から数十人を派遣すると連絡が来たといいます。

今回の水害で養豚農家は甚大な被害を被りました。損失が少ない農家で200〜300万元(約3300〜5000万円)、多い農家の場合500万元(約8500万円)以上に達しています。農村部にとって、これは莫大な金額で、農家は自ら命を断ちたいほど絶望に陥っているといいます。

しかし、被災地の損失に対して、地元政府による補償はまだ何も発表されていません。

 
 

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