書籍紹介『命がけの証言』

中国共産党によるウイグル人弾圧を告発した書籍『命がけの証言』が幅広い層に読まれ増刷を続けている。2021年1月に発刊。その後も増刷を重ね、7月上旬には初版から数えて8刷となったという。

命かけの証言 ウイグル人への人権弾圧を漫画で表現。 発売後、大きな反響を呼び増刷を重ねている。

大きな反響を呼んだ背景には、清水ともみ氏が2019年に『その國の名を誰も言わない』『私の身に起きたこと~あるウイグル人女性の証言』をツイッターで発表後、多くの人の共感を呼び世界に拡散していったこと。また、アメリカ国務省が世界各国の人権侵害についてまとめた年次報告書で、新疆ウイグル自治区での人権侵害を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と「人道に対する罪」であったと明記し、大きく報道されたため社会的関心が高まってきたことなどがある。

本編には七編が収録され、ウイグル人、カザフ人の男女が実名を出して、自らが体験した中国共産党による残忍非道な弾圧を証言している。その証言をもとに清水ともみ氏がシンプルなタッチの漫画で表現しているが、中共の冷酷な蛮行が真に迫ってくる。一話が20ページ程で描かれているが、読み進めるのがつらくなるほど過酷な内容だ。本編を読めば、『命がけの証言』は自分の命だけでなく、ウイグルにいる家族の命までかけているのだと理解でき、その強い覚悟に心を打たれる。

序章では、楊海英氏(作家・内モンゴル自治区オルドス生まれ)との対談でウイグル自治区の現状や日本のメディアの報道姿勢などが語られ、あとがきでは『その國の名を誰も言わない』『私の身に起きたこと』の誕生までの経緯がまとめられている。そして中共のウイグル人弾圧が実は日本人にとっても重大な問題だと認識させられる。ぜひご一読、そして周りの人に勧めていただきたい本です。

書名  『命がけの証言』
著者  清水ともみ+楊海英
出版社 ワック株式会社
価格  1320円(税込み)

【関連書籍】
『私の身に起きたこと とあるウイグル人女性の証言』
季節社刊 清水ともみ著 2020年11月発売 価格1320円(税込み)

『在日ウイグル人が明かすウイグル・ジェノサイド  東トルキスタンの真実』
ハート出版刊 ムカイダイス著 2021年3月発売  価格1540円(税込み)

『中国臓器移植の真実 美談報道の裏で何が起きていたのか』
集広舎刊 野村 旗守編 SMGネットワーク監修
2021年3月発売 価格1540円(税込み)

『ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在』
PHP研究所刊 福島香織著 2019年6月発売 968円(税込み)

『世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる 覇権監視国家』
ワック株式会社刊 河添恵子著 2019年12月刊 価格990円(税込み)

【関連動画】
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 (文・宮本)

 
 

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