台湾系米国人 中国に軍事用途のチップ不正輸出

中国に軍事用途の半導体チップを不正輸出したとして、7月22日、台湾系米国人エンジニア石宇奇に懲役5年3か月の刑が言い渡されました。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の元兼任教授で、今年66歳の石宇琦は国際緊急経済権限法(IEEPA)と輸出管理規制(EAR)に違反したとして、2019年に有罪判決を受けました。他にも、4件の郵便詐欺、2件の電信詐欺、保護されたコンピュータへの不正アクセス、虚偽の陳述などの罪に問われています。

裁判所の文書によると、石宇琦は、「モノリシックマイクロ波集積回路」(MMIC)を製造および所有する米国企業を騙して、電子輸出情報を提出せずに同社の半導体チップを中国に輸出しました。

石宇奇はまた、米国内の顧客を装ったアソシエイトを利用して被害企業のポータルサイトに不法アクセスし、米国でのみ使用されるカスタム設計のMMICを入手しようとしました。同社の半導体チップは、商業用途のほかにも、ミサイル、ミサイル誘導システム、戦闘機、レーダーなどに使用されています。

石宇奇は中国企業「成都嘉石科技有限公司(Chengdu GaStone Technology Company、CGTC)」の総裁でもあります。CGTCは成都にMMICの製造工場があり、裁判所の文書によると、CGTCは2014年に米商務省によってエンティティリストに収載されています。

石宇奇は5年3か月の禁固刑に加えて、米国税局に36万2698ドルの賠償金および30万ドルの罰金を支払うよう命じられました。

 
 

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