親中派ドイツ人インフルエンサー 中共の援助受けフォロワー急増?

「新疆に再教育キャンプない」「香港デモは暴動」

中共を擁護するコメントをTwitterに投稿したドイツのある女子大生が、わずか数か月で数万人のフォロワーを獲得しました。ドイツのメディアがデータを分析したところ、フォロワーの多くが中共のサイバー軍やボットである可能性があると指摘し、中共はドイツ人の中から代弁者を見つけて、世論に影響を与え、「ドイツ人の目に映る中国のイメージを向上させようとしている」と結論づけています。

独・キールに在住している21歳の女子大生ナヴィナ・ヘイデン氏は、Twitteでわずか数か月の内に数万人のフォロワーを獲得しています。ヘイデン氏は、新疆の再教育キャンプは存在しないと発言したり、香港での抗議デモを「暴動」と呼んだりするなど、中国共産党に都合の良い発言を頻繁に投稿しています。

独国際放送局ドイチェ・ヴェレ(DW)によると、ヘイデン氏は自身を中国の「友人」だと主張しています。

ドイツの新聞「ザ・ワールド(The World)」は6月中旬、「中国の秘密宣伝者(China’s Secret Propagandists) 」と題した長文のレポートを掲載し、ヘイデン氏を例に挙げています。

同紙はヘイデン氏のツイッターアカウントのデータを分析し、ヘイデン氏のフォロワーの大半が中共のサイバー軍や自動化されたアカウントであるボットではないかと疑っています。

これについて、ヘイデン氏は同紙の報道内容を認めず、提訴すると表明しました。

「ザ・ワールド」のデータ分析によると、ヘイデン氏のフォロワー数の増加は、中共寄りの投稿をした時期と重なっています。

このような傾向は、特にここ1年間で顕著に見られます。ヘイデン氏は頻繁に中共寄りの発言をツイートし、フォロワー数は数人から2万6千人以上へと驚異的に増加しました。

「ザ・ワールド」の調査によると、ヘイデン氏のフォロワー数は、昨年8月から今年4月にかけて、「急成長」を遂げていました。

ヘイデン氏のフォロワーの多くは新規のアカウントであり、その多くは同氏の中共支持の投稿を選択的にリツイートしています。中には、同じ投稿をわずか数日間で数千回もリツイートするユーザーもいます。

事件発生後、中国共産党機関紙「環球時報」もヘイデン氏を支持する記事を出し、ヘイデン氏についての調査の目的は中国や中共に味方する外国人の名誉を毀損することだと論評しました。

台湾メディア「自由時報」もヘイデン氏について取り上げました。それに対し、ヘイデン氏は同紙の報道をツイッターで引用し、「台湾は国ではない 」というコメントを添えて投稿しています。

〈字幕版〉

 
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