トランプ氏 テキサス州知事と南部国境を訪問 「国境の壁」の必要性を強調

ドナルド・トランプ前大統領は6月30日、テキサス州知事とともにメキシコと国境を接するテキサス州南部のリオ・グランデ・バレー地区を訪れました。

トランプ氏は、国境の壁の必要性や国境を守ることの重要性を再び強調しました。今回は、ホワイトハウスやフロリダ州に位置するトランプ氏の別荘「マールアラーゴ」ではなく、南部国境で演説を行いました。

トランプ前大統領
「多くの人がメディアに言いたがる。私は今日、目にしたが、『すぐにトランプの方針に戻せばいいんだ』というものだった。今に至ってそんなに簡単ではない。そんなに簡単ではないのだ。私たちの国は多く点で病んでいる。選挙でも病んでいる。それは国境でも同じだ。そして、公正な選挙が行われず、強力な国境がなければ、国は成り立たない」

米税関・国境警備局(CBP)は、5月に18万人以上の不法入国者を拘束したと発表しました。月別では、過去20年間で最多を記録しました。

トランプ前大統領
「およそ数か月で壁を完成させることができたのに、彼らは中止すると決定した。今では、やはり壁を完成させたいという噂を耳にする。しかし、それが常識的な話だ。彼らは『ハイテクなセキュリティが必要だ』と言っていたではないか。私はよく演説で『いつまでも変わらないものは、車輪と壁だ』と言って回ったものだ」

テキサス州のグレッグ・アボット知事と複数の郡保安官が、現在の国境の状況についてトランプ氏に説明しました。その多くは、国境を越えて行われる麻薬密輸の増加や、不法移民の流入に対する安全保障上の懸念を強調しています。

テキサス州知事グレッグ・アボット氏
「今年の5月と去年の5月を比較すると、国境を超えてきて拘束された人の数は800%以上も増加している。4月もまったく同じだった」

トランプ氏は自身の国境政策「メキシコ待機政策(Remain in Mexico’ Policy)」とは対照的なバイデン氏の「キャッチ&リリース政策」を比較し、バイデン氏の国境政策を批判しました。バイデン政権は、6月初めに「メキシコ待機政策」を正式に終了しました。

トランプ前大統領
「我々は素晴らしい仕事をした。数か月の間に、すべてが解消されるはずだった。『メキシコ待機政策』はとても重要だ。私たちは当時の『キャッチ&リリース政策』をやめた。連鎖移民(チェーン・マイグレーション)とは、人々が入国した後、その家族や親戚を後から呼び寄せるものだ。 私たちは大変な仕事をした」

バイデン政権は、トランプ氏の政策では国境管理が十分に行われなかったと非難しています。

一方、アボット知事はトランプ氏の国境政策を賞賛しています。アボット氏は、トランプ氏が歴代の大統領よりも優れていたことの一つは、トランプ氏が率先して国境を守り、テキサス州の人々と米国人の安全を確保したことだと述べています。

 
 

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