米風刺サイトも言論統制の標的に バビロン・ビー反撃の一刺し

米国の風刺ニュースサイト「Babylon Bee(バビロン・ビー)」は6月24日、メールマーケティング・プラットフォームの「MailChimp(メールチンプ)」から締め出されました。メールチンプは機械のエラーだったと主張していますが、バビロン・ビーの最高経営責任者(CEO) セス・ディロン氏は、こんなエラーを起こさないサーバーに乗り換えると反撃しました。

最近の、保守派のサイトや言論が封じられる流れの中で、風刺ニュースサイト「Babylon Bee」が排除され、偽情報サイトであると非難されています。

メールマーケティングサービスの「MailChimp」は6月24日、バビロン・ビーのサイトは、メールで「有害な情報」を発信しているとして、同サイトを排除しました。

バビロン・ビーのCEOセス・ディロン氏がこの件についてツイートしたところ、メールチンプは返信で謝罪し、バビロン・ビーのサイトを復活させました。しかしディロン氏は、別のサーバーを探すと述べています。

NTDはディロン氏にインタビューを行い、バビロン・ビーを攻撃する最近の動きや宣伝について、ディロン氏の見解を聞きました。

バビロン・ビーの最高経営責任者(CEO)のセス・ディロン氏
「彼らが私たちを忌避するなら、私たちを黙らせる最も確実で迅速な方法は、私たちをフェイクニュースとして扱うことだ」

これは、ニューヨーク・タイムズ紙のバビロン・ビーに関する連載記事を指しています。同紙は後に、このサイトについての中傷的な記述を撤回することになります。

バビロン・ビーの最高経営責任者(CEO)のセス・ディロン氏
「彼らは私たち(Babylon Bee)が偽情報を流していると言っていたが、その作戦は成功しなかった。なぜならBabylon Beeが風刺サイトであることは明白だからだ。誰もが、風刺サイトであることを知っているよ。そして この件で、私たちは実際にニューヨークタイムズ紙に主張を撤回させ、記事から削除させた。そのため、私たちを中傷するような記述はもう無い」

またディロン氏はファクトチェックサイトに言及し、事実検証するサイトは、その力に伴う責任を果たしていないと指摘します。

バビロン・ビーの最高経営責任者(CEO)のセス・ディロン氏
「彼らは物語を作ろうとしている。彼らは真実を暴露し、真実を発掘し、偽情報問題を解決する代わりに、人々に思い込みが真実であると信じ込ませておこうとしている。だから皮肉なことに、彼らは実際には偽情報を止めるのではなく、むしろ永続的に拡散する役割を果たしているのだ」

2019年のニューヨークタイムズの記事がその一例です。

ニューヨークタイムズはファクトチェックサイトであるスノープス(Snopes)がバビロン・ビーを「風刺を装った」偽情報サイトであるとラベリングしたことから、双方を争わせる記事を出しました。

スノープス(Snopes)」の最高経営責任者は「私たちには誰かの資格(信用)を剥奪したり、プラットフォームから排除したり、ブラックリストに載せたりする力は全くない」と述べました。ディロン氏はこう反論します。

バビロン・ビーの最高経営責任者(CEO)のセス・ディロン氏
「技術的にはその通りだ。スノープスは私たちのWebサイトを閉鎖することはできない。スノープスは私たちのFacebookのページを、スイッチ一つで消すことはできない。しかしスノープスはバビロン・ビーの特徴を歪め、バビロン・ビーは偽情報だと言うことができる」

そのラベルは、何をもたらしますか?

バビロン・ビーの最高経営責任者(CEO)のセス・ディロン氏
「Facebookは何を参考にして、どのサイトが偽情報でどのサイトが偽情報でないかを判断していると思うか?Facebookはスノープスやニューヨーク・タイムズなどのファクトチェッカーを参考にしている。事実、彼らが私たちをプラットフォームから締め出す上で、重要な役割を果たす可能性が非常に高い」

バビロン・ビーには「成就された予言」と呼ばれる言葉があります。

バビロン・ビーの最高経営責任者(CEO)のセス・ディロン氏
「私たちは、風刺から始まったジョークを、成就された予言と呼ぶ。そして実際のニュースで、バビロン・ビーが表現したジョークに非常に近い見出しを目にすることがある」

成就された予言の例として、どのようなものがありますか?

バビロン・ビーの最高経営責任者(CEO)のセス・ディロン氏
「私たちは『ブラック・ライブズ・マター(BLM)運動が ノーベル平和賞候補にノミネートされた』というジョークを言った。私たちは至る所で彼らの暴力を見てきたので、それは皮肉を込めたジョークに過ぎなかった。ところが、そのジョークが現実になった。実際、BLM運動がノーベル平和賞候補にノミネートされてしまった」

ディロン氏は、彼や彼のサイトが経験したような待遇に苦しむ人々に向けて、メッセージを発しました。

バビロン・ビーの最高経営責任者(CEO)のセス・ディロン氏
「より多くの人々が立ち上がり、反撃を行うための励みになればと思う。プロジェクト・ベリタスがやろうとしている計画は、実際には、ニューヨーク・タイムズやCNNと戦うためのリソースを持っていない人々、又は 彼らに反撃する人々を支援するための基金を設立することだ。これによって、より多くの人々が積極的に反撃し、泣き寝入りせずに済むようになればと期待している」

ジェームズ・オキーフ氏と同氏が創設した非営利団体プロジェクト・ベリタスは昨年11月、ニューヨーク・タイムズに対し名誉毀損で訴訟を起こしていましたが、今年3月ニューヨーク州最高裁判所にて勝訴しています。

〈字幕版〉

 
 

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