スパイの疑いで米政府が中国人留学生らを調査

メディアが入手した米国政府の内部報告書によると、米国政府は中共スパイの疑いのある中国人留学生に対し、調査を行っています。

米国の保守系ニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン(The Washington Free Beacon)」の報道によると、中共ウイルスの世界的な流行が始まる前の2020年1月、中国に帰国していた多くの中国人留学生や研究者が、予定を繰り上げて米国に戻りました。中共当局がウイルスのヒト-ヒト感染を認めたのは1月20日であり、米国政府は1月末に中国への渡航歴のある人の入国禁止令を発表しています。これらの中国人留学生や研究者396人は不可解なことに、中国で旧正月を過ごさずに、当初の予定より1か月も早く米国に戻ったといいます。

これらの人々が中共のスパイであるかどうかについて、情報機関による確認はまだ取れていませんが、予定を前倒ししたことから、彼らが前もって中共ウイルスの流行を知っていた可能性があるとしています。

米政府は、中国共産党が留学生や研究者、観光客などを利用して情報を収集していることをすでに把握しています。ワシントン・フリー・ビーコンによると、これらの中国人は米国に戻ったその当時に、米国の法執行機関によってマークされており、この異常な行動については連邦政府内でも議論されているとのことです。

 
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