深圳の繁華街の商業ビル封鎖 無症状感染者が訪れていた

広東省で中共ウイルス感染が広がっています。 深圳市では、5月21日に塩田区(えんでんく)の無症状の感染者が羅湖区(らこく)の繁華街「東門」(とうもん)を訪れていたことが判明しました。このことで 東門の2つの商業ビルが封鎖され、PCR検査が行われました。 地元市民によると、龍崗区(りゅうこう-く)も全住民が検査を求められており、一部の村は封鎖されたといいます。

5月21日に深圳市塩田区で初の無症状感染者が発見され、6月1日までに少なくとも15人の無症状感染者が発見されました。

6月2日夜、 深圳市羅湖区の東門歩行街管理センターは、5月21日に中共ウイルスに感染した楊という人が5月28日に東門の「明華楼」と「宝華楼」の周辺を訪れていたことを明らかにしました。 広範囲にわたる感染を防ぐために、一部の主要な集団や区域に対してPCR検査を行ったとしています。

深圳市民の張さんによると、感染者が発見されたことを受け、東門の「明華楼」と宝華白馬衣料品卸売モールが封鎖されたといいます。

深圳市民 張さん
「(記者:白馬卸売モールが封鎖されたのか?)ええ。封鎖された。比較的大きなビルで、人の出入りも多い。 報道では一人の接触者がいたというが、詳細については私も分からない。 塩田区の人だそうで、荷下ろしの人だとか。私もニュースで見た」

張さんによると、深圳市の塩田区と龍崗区では一部の村も封鎖されており、区内の封鎖されていない地域では全員PCR検査を要求されているといいます。

深圳市民 張さん
「私たちの区では隔離の必要はなく、PCR検査やワクチン接種を要求されている。私が住んでいる地域では全員がPCR検査を求められている。私は龍崗区に住んでおり、ロックダウンが実施されている地域も同じ龍崗区にあるためだ。龍崗区の横崗鎮と塩田の一部の村が封鎖されている」

東門で店を営む店主によると、東門のある通りではすべての店舗が閉店を命じられたほか、PCR検査も要求されており、広範囲の感染がすでに起こっているのではないかと懸念しています。

 
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