タイで中共ウイルス探知犬登場

タイ欧州で、中共ウイルス感染者を臭いで見つける探知犬が登場しました。タイでは5月21日からウイルス探知犬の導入が始まりました。

犬は人間よりもはるかに敏感な嗅覚を持っています。中共ウイルスに感染した患者の汗の独特の匂いを嗅ぎ分けることができます。

この研究はタイのチュラロンコン大学によって昨年9月から始まり、6種類の犬に対し、訓練を行ってきました。関係者によると、これまでの結果は驚くべきものだといいます。

チュラロンコン大学獣医学部 Kaywalee Chatdarong教授
「タイにはスパイシーな食べ物や様々な調味料があり、犬の嗅覚に影響を与えるかどうかは分からない。だが最終的には、驚いたことに、犬は中共ウイルスを嗅ぎ分けることができた」

訓練を受けたこれらのラブラドール犬はすでに獣医学部での「勤務」に就いています。5月10日以来、すでに1000以上のサンプルを検査しました。

ウイルスのサンプルは脇の下からコットンを使って採っており、鼻腔から採取する通常の方法より、はるかに快適です。

アラブ首長国連邦のドバイやフィンランドのヘルシンキの空港では、数か月前から、犬の嗅覚を利用して中共ウイルスのスクリーニングを行っています。

しかし、最近の別の研究では、犬と人間の間での交差感染の可能性が懸念されています。

感染症領域で最も権威の高い学術誌として知られる「臨床感染症学(Clinical Infectious Diseases、CID)」が5月20日に発表した報告書によると、マレーシアの病院で肺炎患者から犬に由来する可能性のある新型コロナウイルスが検出されました。これは、犬コロナウイルスのヒトへの感染に関する初めての研究報告です。

 
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