超党派議員100人超 WHO総会への台湾参加を要請

世界各国の100人以上の議員が、世界保健機関(WHO)に台湾を招待するよう要請しています。議員らは台湾が次回開催されるフォーラムに参加することを期待しており、台湾が除外されれば世界が被害を受けると強調しています。

台湾は中共ウイルスパンデミックの抑え込みに成功しています。中国の近隣に位置しているにもかかわらず、4月28日の時点で、台湾全土で中共ウイルスによる死者はわずか12人です。

4月27日、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、およびヨーロッパの複数の国々の超党派議員がビデオ声明を発表しました。その中で議員らは、世界保健機関に対し、世界保健総会に台湾を招待するよう要求しています。世界保健総会はWHOの最高意思決定機関です。

また別の声明で、米フロリダ州共和党のリック・スコット上院議員は、国連機関に対し、共産中国の 「操り人形」としての言動を止めるよう求めました。

これらの超党派議員は、日米及び欧州を含む19か国の議員からなる国際議員連盟「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC) 」のメンバーです。

この議員連盟は、中国共産党からの挑戦に対処するため、民主主義の国家間における協調的なアプローチを図ることを目的としています。
2017年以降、中共政権は台湾が世界保健総会に参加することを妨害しています。

中共は、台湾があらゆる国際機関に参加することに反対しています。理由として、中共が台湾を自国の領土の一部だと主張しているためです。しかし、台湾は独自の憲法と軍隊を有しています。

台湾外交部は、世界保健総会への台湾の参加を支持した議員に対し感謝の意を表明しました。

世界保健総会は、5月24日から開催されます。

 
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