米テキサス州で強制臓器摘出に反対する新法案提出

テキサス州の議員たちが声高に中共の強制臓器摘出に反対しています。この新法案を提出した議員たちは4月21日、NTDのインタビューで、同法案がテキサス州の住民と世界中の人々にとって、いかに重要であるかを語りました。

テキサス州の議員たちが、中国での強制臓器摘出に反対の声をあげています。

テキサス州共和党上院議員/アンジェラ・パクストン
「人間がまさしく人間であるがゆえに当然認められるべき尊厳というものがあるが、これ(強制臓器摘出)に関する一切合切はこの人間の尊厳を否定するものだ」

テキサス州共和党上院議員/ドナ・キャンベル
「これは残虐行為だ。どの国であろうと見て見ぬふりをしてはならない人権侵害だ」

テキサス州のアンジェラ・パクストン共和党上院議員とドナ・キャンベル共和党上院議員および他の共和党・民主党の州議会上院議員10人が、今年の1月に「中国での強制臓器摘出糾弾」の法案を提出しています。中国共産党政権は20年以上にわたり、良心の囚人から臓器を強制摘出しています。このことは英国の独立民衆法廷で明らかにされました。

中共政権は特に精神修養団体である「法輪大法」の修煉者を標的にしています。パクストン議員はテキサス州民にとってこの法案は2つの点で重要だと言います。第一に、この法案は人々の認識を高めます。

テキサス州共和党上院議員/アンジェラ・パクストン
「この類のことについて、多くの人ははっきりと物を言わずに押し黙っている。そのため『それは単なる噂だ』とか『聞いたことはあるけど』とか言って済ませようとする。私たちはそれを公表し、『いや、それは現に起きていることであり、私たちはそれを糾弾する』と公言するつもりだ」

第二に、この法案は臓器移植のために中国へ渡航するリスクについて、医療界がテキサス州民に警告を発するよう促します。

中国では臓器がすぐ入手できるので、「臓器移植ツーリズム」に参加して、臓器移植のために中国へ渡航する米国人もいます。

テキサス州共和党上院議員/ドナ・キャンベル
「医療機関がこの決議を受け止めて、患者に『それは間違っている』と伝えてくれることを期待している。患者は知らないうちに、無実の人々を殺害する共犯者になってしまうからだ」

法案の支持者たちはこの決議によって事実が拡散され、ひいては中共政権に圧力をかけて、それを停止させることを期待しています。

テキサス州共和党上院議員/ドナ・キャンベル
「『これは間違っている』という抗議の声が世界中で湧き起こる必要がある。世界中の国々がこのような行為を行う中国(共)に制裁を加える必要がある」

法案は満場一致で上院を通過し、下院に送付されています。下院で可決されれば、州知事に送られることになります。

〈字幕版〉

 
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