注目の黒人死亡事件 元警官に有罪評決/フロリダ州知事「暴動防止法」に署名

BLMの暴力的抗議活動の引き金となったフロイド事件の裁判が行われました。殺人罪などで起訴された元警官に対し、陪審団は4月20日、全ての罪について有罪評決を出しました。

昨年5月、ミネソタ州ミネアポリスで偽札の使用で通報された、前科のある黒人男性ジョージ・フロイド氏を逮捕する際に、白人警官が頸部を圧迫したことで死亡しました。のちにフロイド氏は薬物中毒者であり、頸部の圧迫が直接的な死因ではないと判明していますが、警官のデレク・ショービン氏はこの事件によって、第2級殺人、第3級殺人、過失致死の3つの罪で起訴されました。

二日間の審議を経て、陪審団は20日、問われていた全ての罪で有罪評決を言い渡しました。3つの罪を合わせると、最高で75年の禁固刑が科される可能性があります。被告のショービン氏は無罪を主張しており、米メディアはショービン氏は控訴する見通しだと伝えています。

この評決が出される前に、カリフォルニア州のマキシン・ウォーターズ(Maxine Waters)下院議員の発言が物議をかもしました。ウォーターズ議員は17日、死亡事件が起きたミネソタ州ブルックリンセンターで演説を行いました。

カリフォルニア州のマキシン・ウォーターズ下院議員(民主党
「私たちが得なければならない評決は、有罪、有罪、有罪だ。そうでなければ、私たちは抗議をやめない。 私たちはもっと対立姿勢を取らなければならない。私たちが本気だということを分からせるために」

テキサス州のテッド・クルーズ上院議員は、ウォーターズ氏の発言を「暴動や暴力を助長するものだ」と批判しました。 この事件を担当したピーター・ケイヒル(Peter Cahill)判事は、ウォーターズ氏の発言は司法への干渉であり、被告に控訴の余地を与える可能性があると述べました。

ミネソタ州ヘネピン郡地裁のピーター・ケイヒル判事
「選挙で選ばれた人たちには、特に法の支配と司法制度を軽視するような形で、この事件について話すのはやめてほしい」

この裁判の評決が出される前日の19日、フロリダ州のロン・デサンティス知事は「暴動防止法」に署名し、暴動を抑制し法と秩序を維持することを誓いました。この法案は、議会乱入事件が起きた1月6日にフロリダ州の上院と下院に提出されたものです。

デサンティスフロリダ州知事
「2020年の夏、我々はかつてないほどの暴力や暴動を目にした。 フロリダではこのようなことは起こらないと我々は言っている。 これは、国内で最も強力な暴動防止および法執行部門を支持するための法律である」

フロリダ州の「暴動防止法」は、破壊行為や強盗などの暴力行為に対する刑法を強化するもので、 歴史的建造物の破壊行為や公共物の破壊行為は、第2級の重罪に分類されます。 また、暴力的なデモを組織したり、参加したりすることも重罪となります。

ニューヨーク市民 ボブ・ハガティさん
「現在の状況を考えれば、もっと早くこうするべきだったと思う。このまま暴動が続くのを許してはいけない。 財産が絶えず破壊されている」

また、新法では、地方自治体が警察の公務執行を妨害することを禁止しています。

デサンティスフロリダ州知事
「地方自治体としての責任を果たさず、(暴動が起きているのに)法執行機関にやめろと言うのであれば、その損害に責任を負うことになる。 誰かが傷つけられたり、財産が破壊されたりした場合、彼らはあなたを訴えることができる」

フロリダ州で新法が提案されたのは、昨年夏から全米に広がっている「ブラック・ライブズ・マター(BLM)運動」への対応とのためだと考えられています。一方、一部の市民権団体は、新法が言論の自由を害するとして同法案に反対しています。 しかし、デサンティス知事は、この法案は、平和的な抗議を装って暴力をふるう者を罰するためのものだと述べています。

ニューヨーク市民 Rodさん
「AntifaやBLMの人々は、プロの扇動者で、彼らはいかに平和的な抗議活動を暴動やトラブルに変える方法を知っている」

フロリダ州のほかにも、アリゾナ州やミネソタ州など10以上の州で、議員が同様の法案の提出を検討しています。

 
 

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