アジア系差別反対運動の背後にも中共の影ちらつく

米南部ジョージア州で3月中旬に銃撃事件が相次ぎ、複数のアジア系住民が死亡しました。警察は17日の記者会見で、犯人は人種的な動機ではないと供述したと発表しました。しかし、副大統領のハリス氏は3月19日、アジア系米国人への暴力事件が増加していると公に非難し、米国各地では連日アジア人憎悪への抗議デモが行われています。このうち、ニューヨークとサンフランシスコで行われた集会は、背後に中共の影がチラついていると指摘されています。

ジョージア州アトランタ周辺で3月16日、銃撃事件が相次ぎ、アジア系の女性6人を含む8人が死亡しました。その後、米国ではアジア系に対するヘイトクライムに抗議するデモが各地で行われています。しかし、ニューヨークとサンフランシスコの集会は、背後で中共が煽っているのではないかと疑われています。

在米メディア関係者 方偉氏(2021.03.24)
「月曜日の夜、ある視聴者がメッセージを送ってきた。『中国の家族が共産党幹部だが、北京時間の深夜0時に電話をかけてきて、明日ニューヨークの孟昭文の「アジア系差別反対活動」に参加しろと言ってきた』と」

米国で30年以上暮らしているメディア関係者の方偉(ほうい)氏は24日の番組で、中国の共産党幹部がアジア系差別反対集会に参加するよう、米国在住の親戚を動員していたと暴露しました。

サンフランシスコ在住の中国系市民、胡金煒(こ・きんい)氏は、3月27日に行われたアジア系差別反対集会で「中共こそ本物の人種差別者だ(CCP is Real RACIST)」「香港を取り戻す(光復香港)」などのスローガンを掲げたところ、現場にいた親中派の人々から罵倒されたり押されたりなど嫌がらせを受けたと言います。胡金煒氏は大紀元に対し、「中共擁護者で反米の福建同鄉会や急進的な華人進歩会などの団体が多くの人を動員して集会に参加させていた」と述べています。

在米ベテランジャーナリストの程凱(ていがい)氏は、米国の極左勢力と中共は同じ穴の狢で、彼らは人種差別反対の看板を掲げて、実際は米国の価値観と民主主義制度を徹底的に否定しており、その目的は西側の民主主義体制を覆し、共産主義で世界を統治することだと指摘しています。程凱氏は中国系の人々に対し、このいわゆる差別反対運動の背後に潜む目的が何なのかを見極める必要があると呼びかけています。