中国 ナイキ製品の不買呼びかけるも 最新モデルスニーカーの予約受付開始直後に完売

中国でナイキのボイコット 最新モデルスニーカーの予約受付開始直後に完売

H&M、ナイキ、アディダスなどの欧米ブランドが発表していた新疆産の綿花の調達を停止する声明を巡り、現在中国のネットユーザーらはボイコットを呼び掛けています。しかし、最近発表された中国のインターネット世論調査によると、ナイキが同声明への謝罪を拒否したとしても、値引き販売された場合、調査対象者の45.1%がナイキ製品の購買意思を示しています。

3月26日、ナイキが中国のショッピングサイトで最新モデルのスニーカーの予約受付を開始しましたが、すぐに完売となりました。中国のネットユーザーは「中国人は本当に不思議な群衆だ」と皮肉を込めたコメントを投稿しています。

ワクチン接種を受けなければ商店街への出入りが禁止

中国のワクチンは安全性が低いとされているため、中国ではワクチン接種を希望しない人が多くいます。最近、大紀元が入手した中共の内部資料によると、中共はワクチン接種を「政治任務」とし、強制的にワクチン接種を受けさせようとしています。また、ある零細商人は、当局は予防接種を強要しており、予防接種の情報が健康コードと紐付けられ、「予防接種を受けなければ商店街への出入りができない」と吐露しました。

華春瑩報道官がBBC記者を「お茶に誘う」 記者は冷や汗

3月26日に行われた中共外務省の記者会見で、BBCの記者は華春瑩報道官にいわゆる「英メディアが反中国勢力と結託している」とされる問題について質問しました。華報道官が「改めてお茶を飲みながら、ゆっくり話しましょう」と答えたことが話題となっています。ネットユーザーらは「BBCの記者はきっと冷や汗をかいただろう」とコメントしています。

「お茶を飲む(喝茶)」という言葉は、中共の国家安全部、警察及び国内安全保衛局などの取締機関が事件を処理するときの隠語で「中共と異なる意見を持つ者を呼び出して尋問をする」という意味で使われています。

エコノミスト 中国の一人あたりGDPが米国に追いつくには50年かかる

習近平総書記は「東昇西降(とうしょうせいこう)」、つまり東洋が興隆し、西洋は衰退していくとの見方を示し、「平視世界」(堂々と世界を見る)と強調しました。しかし、英経済誌「エコノミスト」グループの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)のグローバル・チーフエコノミストのサイモン・バプティスト(Simon Baptist)氏は3月26日は、米メディアCNBCとのインタビューで、「少なくとも今後50年間は、中国が米国に追いつく可能性はない」と述べました。

 
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