抗議が続くミャンマー デモ参加の中国人も複数死亡

ミャンマー各地では国軍のクーデターへの抗議デモが続いています。軍政府による弾圧は悪化の一途をたどり、すでに217人が鎮圧によって死亡しています。ミャンマー国内では、中共当局が軍政府に協力しているとして、人々が不満を募らせています。

ミャンマー在住の中国人青年はメディアに対し、民主主義のためにミャンマーの人々と共に戦っていると示し、中国共産党はミャンマー在住の中国人を代表することはできないと語りました。

白衣を身に纏ったヤンゴン第一医科大学の学生たちが、抗議活動で軍に撃たれて死亡した18歳の中国系医学生林耀宗(りん ようそう)氏を、16日の葬儀で追悼しました。

ミャンマーの英字新聞「エーヤワディー・ニュース・マガジン」は、国軍の残酷な弾圧によって死亡した中国系の若者は林氏が最初ではないと伝えています。ほかに、19歳の中国人女性鄧加希(とう・かき、Kyal Sin)氏と28歳のKyaw Win Ko(チョー・ウィン・コー)氏も、抗議デモの最中に銃撃を受けて死亡しています。

今回の軍政府の国民弾圧に中共当局が手を貸しているのではないかと疑う声が後を断たず、ミャンマーでは市民の不満が増大しています。

ミャンマー華人青年協会の会員は匿名で「エーヤワディー・ニュース・マガジン」紙に、「ソーシャルメディアで中国人を罵るコメントを目にし、とても悲しい」と述べました。しかし「中共の行動が中国の民衆とミャンマー在住の中国人を代表するものではない」と強調し、ミャンマーの人々はこのことに気づいてほしいと述べています。

記者(2021.3.15)
「これはミャンマー内政への干渉ではないのか?」

中共外交部 趙立堅報道官(2021.3.15)
「中国…駐…国……駐在国の大使館」

先日、中共外交部の趙立堅報道官は海外の記者から「中共がミャンマーの内政に干渉しているのではないか」と聞かれた際、言葉を詰まらせ返答に困った様子を見せました。

リークされたミャンマー政府の2月24日に開かれた会議に関する文書により、中共幹部がミャンマー軍政府に対し、少数民族武装勢力への保護を強化するよう要求していたことが明らかになりました。それに加えて、北京当局がクーデターを起こしたミャンマーの軍政府を支持していることから、ミャンマー国内での反中感情が高まっています。

現在、ミャンマーでは32の中国資本の工場が襲撃や放火に遭いましたが、中共の官製メディアは、デモに参加した市民が襲撃したかのように報道しています。しかし、ミャンマーの台湾企業関係者の中には、軍政府の自作自演との意見を示す人もいます。

ミャンマー台商総会の李秉憲副会長
「軍はこの機会を利用して、トラブルを起こしている。彼らは自ら放火し、消火し、あらゆる機会を利用して、殺人や放火を行う。ただの自作自演だ。全体主義者は皆そうだ。民衆を脅かすためだ」

ミャンマーの政治囚支援協会によると、今回の軍事クーデターへの抗議デモでは、既に217人が犠牲になりました。しかし、人々は恐れずに、抗議活動を続けています。

NTD Japan

 
 

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