「保守派の言論を封殺」共和党下院議員がAmazon社を非難

共和党下院議員のジム・ジョーダン氏とケン・バック氏が、キャンセルカルチャー(排斥)や保守派の意見に対する検閲を行っているとして、テクノロジー企業Amazon社を非難しています。

この2人は、テック大手のAmazon社に対し、問題視された件に関するデータの提出を求めています。

Amazon社の最高経営責任者(CEO)ジェフ・ベゾス氏に宛てた書簡で、ジム・ジョーダン氏とケン・バック氏がAmazon社が保守派の言論封殺で指導的な役割を演じていると述べています。彼らは、Amazon社の検閲行為に関する同社の説明文書と情報を要求しています。

ジム・ジョーダン氏は、米下院司法委員会の共和党トップであり、またケン・バック氏は米下院司法委員会で独占禁止を扱う小委員会の共和党トップです。書簡の中で彼らは、Amazon社の編集上の決定の幾つかを問題があると指摘しました。

この決定は同社のプラットフォーム上で「保守派の言論を組織的に排斥しようとするものである」と非難しています。

一例では、Amazon社が、トランスジェンダー(性転換)に批判的な本の宣伝を拒みました。

又、別の例として、Amazon社の電子書籍プラットフォームで、パンデミックの際、ロックダウンが有効だとする見解に反論する書籍の出版も拒んだといいます。

Amazon社はまた、同社の動画配信サービス「ツイッチ(Twitch)」から、トランプ前大統領を常時閉め出し、後にTwitterと競合して、保守派に人気のあった「パーラー(Parler)」を同社のプラットフォームから閉め出しました。

ジム・ジョーダン氏とケン・バック氏は、保守派の意見に対し検閲を行ったとして、Amazon社に対し、指摘した件に関して、3月25日までに文書で説明するよう求めています。

 
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