国際宗教自由委員会 世界の宗教弾圧被害者リストを発表 中国人被害者が最多

米国際宗教自由委員会(USCIRF)は、全世界から集めた宗教弾圧被害者1004人のリストを公表しました。うち、中国人被害者が最も多く、キリスト教徒やイスラム教徒、法輪功学習者など、548人に上ります。

米国の党派を超えた連邦政府機関である国際宗教自由委員会(USCIRF)のガイル・マンチン(Gayle Manchin)主席は2月25日、「信教の自由または、宗教的迫害の被害者リスト(Freedom of Religion or Belief Victims List)」を紹介しました。リストには、世界の宗教や信仰の自由の被害者1004人が収集され、うち、中国人被害者が最も多く、548人に上っています。中にはキリスト教徒やイスラム教徒、法輪功学習者などが含まれています。

例えば、米国際宗教自由委員会の資料によると、湖北省武漢市黄陂区の55歳の女性法輪功学習者祝亜さんは2017年4月25日に逮捕され、2018年7月17日に懲役8年の実刑判決を受け、2018年に武漢女子刑務所に収監されました。その後2年間、祝さんは家族との面会を許可されず、娘の陳雪婷さんが2018年6月15日に法廷で一度だけ母親の姿を見ましたが、祝亞さんの黒髪はすっかり白髪に変わっていたといいます。

法輪大法の情報サイト「明慧ネット」の昨年の報道によると、祝亜さんは法輪功を修煉する前は左足に障害がありましたが、修煉してからは普通に歩けるようになりました。

祝亞さんは2017年4月25日の午前7時過ぎ、買い物に出かけた際に、自宅付近で待ち伏せしていた私服警官のグループに強制連行されました。

このほか、国際宗教自由委員会の「宗教の良心の囚人プロジェクト」のリストには、2015年7月9日に、中共当局が人権派弁護士・活動家ら約300人を一斉連行した「709事件」で逮捕された、北京の人権活動家の胡石根氏や香港紙「アップル・デイリー」創業者のジミー・ライ氏、パンチェン・ラマ11世ゲンドゥン・チューキ・ニマ(Gedhun Choekyi Nyima)なども含まれています。

米国際宗教自由委員会は、今後も宗教的迫害に関する情報の収集を継続し、人々からのより多くの情報提供を歓迎するとしています。