習ファミリーの個人情報漏洩事件 無関係の「悪俗ウィキ」関係者に14年の実刑判決

習近平の娘と姉婿の個人情報漏洩事件が、無関係の24人の若者に飛び火して彼らに実刑判決が下りました。これについて多くの消息筋から、彼らは広東省茂名(もめい-)公安の罠にかかって投獄されたと指摘する声が上がっています。習近平ファミリーの個人情報を最初にインターネットに公開したウェブサイト「支那維基(支那ウィキ)」の編集長は新唐人テレビの取材を受け、さらに多くの内情を明らかにしました。

習近平の娘と姉婿のデータが公開されたことで、中共当局は昨年12月30日にウェブサイト「悪俗維基(Esuwiki)」のメンバーと管理者に重刑を科しました。主犯とされたわずか20歳のウェブサイト管理者、牛騰宇さんには14年の実刑判決が下されており、24人のうち9人は未成年でした。

「支那維基」の匿名編集長は、当局は「悪俗維基」を反中ウェブサイトに仕立てあげたが、この若者たちは単に日本のサブカルチャー愛好者やミリタリー愛好者にすぎないと語っています。

この匿名編集者は、習近平の身分証番号などの個人情報が始めて公開されたのは2018年8月で、匿名の人物が「蜘蛛演芸公司」を開設して、大勢の「上層階級」の戸籍情報を公開し始めたと述べています。

2019年3月に「支那維基(支那ウィキ)」の関係者が、習近平を侮辱する画像を作成したことで逮捕され、有罪判決が下されたことに彼らは不満を持っていました。5月から6月までの間、習近平の戸籍情報と娘の習明澤の情報はインターネットに公開されていました。

「支那維基」の匿名編集長
「最初に情報を公開したのは私だが、データベースから彼らの情報を見つけ出したのは私ではない。しかし私は彼らに公開し影響力を広めるように依頼した人間であり、私が(支那維基ウェブサイトの)トップページに掲載した。そして共産党に対し公に告げる。私はきみたちに対抗する。きみたちは人をバカにするにも程がある。私はきみたちの仮面を引き裂いて、きみたちに若者の力を甘く見てはならないということを知らしめてやる」

匿名編集長は、「支那維基」は、主に一部のインターネット評論家や上級国民、そして下級役人から中共高官までの情報を公開するために設立したと述べ、その目的は反共であり、主なメンバーは国外にいるため、「悪俗維基」に影響が及ぶとは思ってもみなかったと話しています。彼らは別の系統に属しており、過去に連携したことはごくわずかだとも述べています。

「支那維基」匿名編集長
「だが彼らは私を捕まえられず、悪俗維基に罪を着せることしかできなかった。私は彼らは絶対に私を捕まえることはできないと考えていた。彼らが悪俗維基の関係者に罪を着せるなんて思ってもみなかった。反中共行為に対し、我々は若者の力を代表し、行動を起こさなければならない。我々はこのアクションを継続していく」

「支那維基」匿名編集長は、ターゲットを陥れて無実の罪を着せるという中共のやり方は嫌悪感を抱かせるものだとして、共産党体制の内部では多くの人が徐々に悪事から足を洗い始めていて、実際に離党したり、自分の子どもには官僚になってほしくないとか、共産党と一切かかわってほしくないと口にしたりする人もいると語っています。彼らは今後も海外から中共高官の情報を公開し続けるとしています。