BLMがノーベル平和賞候補に

BLM NOMINATED FOR NOBEL PEACE PRIZE

ブラック・ライブズ・マター(BLM)がノーベル平和賞候補に挙がっています。プリンストン大学の元アイビーリーグ教授、キャロル・スウェイン博士は、今回の候補者指名は、マルクス主義を正当化するための努力だと述べています。プリンストン大学の元アイビーリーグ教授 キャロル・スウェイン博士は マルクス主義を正当化するための 努力だと言っています。

グローバルな人種差別抗議運動BLM(ブラック・ライブズ・マター)が2021年のノーベル平和賞候補に推薦されています。プリンストン大学の元政治学教授キャロル・スウェイン博士にすれば、このニュースは笑い話です。

元政治学教授・作家 / キャロル・スウェイン
「ノーベル賞は完全に意味を失った」

彼女によればBLMが求めているのは平和とは正反対のものだからです。BLMの創設者たちはマルクス主義者を自称しています。創設者の一人、パトリス・カラーズ氏は自らこう語っています。

BLMの創設者の1人/パトリス・カラーズ
「特に私とアリシアは訓練を受けたオーガナイザーだ。私たちは訓練されたマルクス主義者だ」

元政治学教授・作家 / キャロル・スウェイン
「訓練されたマルクス主義者とはカール・マルクスの本を読んだ者のことではなく、どこかに行って戦術を学んで、戦術の実地訓練を受けてきた者のことだ。訓練されたマルクス主義者だ。それが全てを物語っている」

BLMをノーベル賞候補に推薦したペッテル・アイデ氏もマルクス主義イデオロギーの信奉者です。彼はノルウェーの社会主義左翼党議員です。アイデ氏は推薦状で「人種差別とそれに基く暴力に抗議する」BLMを推薦すると書いています。

スウェイン博士は、この推薦はBLM組織とマルクス主義を正常なものと見なして合法化する企てだとの考えを示しました。

元政治学教授・作家 / キャロル・スウェイン
「暴力と犯罪によって、コミュニティがここまで荒廃している現実を考えると、それは私たちの世界、特に黒人の若者たちに誤ったメッセージを送るものだ。ノーベル平和賞に推薦されるぐらいだから、BLMの振舞いは許されるのだと」

ニュースサイトのアクシオスの報道によると、2020年のBLMの暴動による損害は10億ドル(約1054億円)に上り、保険制度史上最高額を記録しています。スウェイン博士は、各地で平和的にデモに参加する人々とグローバル組織BLM及びその創設者たちを区別し、支持者の多くはBLMの正体を知らないと述べました。スウェイン博士は、この組織の実態とマルクス主義の真実を学ぶよう促しています。

元政治学教授・作家 / キャロル・スウェイン
「私たち皆にとって重要なのは真実と知識、そしてより良い世界へ向かう努力だ。より良い世界とはマルクス主義ではなく、BLMでもない」

2021年のノーベル平和賞に推薦された候補の中には、中東で複数の平和条約を仲介したトランプ前大統領とその顧問ジャレッド・クシュナー氏がいます。授賞の決定は10月です。

NTD Japan

 
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