【夜間ニュース】中共ウイルスの抑制手段 情報操作により「成功」を収める

中共ウイルスを抑制する手段 情報操作により「成功」を収める

現在、中国の吉林省通化市で、中共ウイルスが蔓延しているなか、かつて武漢で起きた悲劇が再び現れました。地元のある男性がインターネット上に文章を投稿し、自身が住んでいる建物が隔離措置の対象となり、10日近く何も食べていないと訴え、支援を求めていました。しかし、物質的な支援がされないどころか、この投稿が引き金となり、中共当局による逮捕に至りました。男性は、デマを流したとして、「騒乱挑発罪」の容疑で、10日間の行政拘留処分と500元の罰金が科せられました。

このような悲劇的な事件から、中共の情報統制下において、デマか真実かは党による判断次第であることが分かります。

ワシントンに位置し、中国共産党に関する研究を専門とする非営利研究機関「Center for Advanced China Research: CACR」は最近最新の報告書を発表し、中共が中共ウイルスの抑制に「成功」した背後には、厳格な情報統制と官制メディアの宣伝による世論の誘導などがあると指摘しています。

『新型コロナウイルスと中国共産党のレジリエンス(Covid-19 and Chinese Communist Party Resilience)』と題された報告書では、中共による情報操作の手段について総括し、「中央指導部は責めを負わない」「厳格な情報統制と官制メディアを通じて世論をリードする」「ウイルスの起源を他国に転嫁し、他国での所為によるものとする」の3つの段階に分けています。

これらの一連の情報操作を実施することによって、習近平氏ら中共中央指導部は、地方政府をスケープゴートとし、全ての責任を転嫁しました。しかし、報告書の作成者らは、中共はこれらの情報操作手段を国際社会にも輸出したが、中国の国際的な評価を回復することに失敗し、逆効果をもたらしたと考えています。

頼小民氏に死刑執行 反腐敗運動は根源叩かず

1月29日、国有金融資産管理会社・中国華融資産管理の元会長頼小民(ライ・シャオミン)氏の死刑が執行されました。汚職で死刑判決が下されたのは今回が初めてです。

中共当局は「虎もハエも叩く」とする反腐敗キャンペーンを継続しており、近日は昨年における反腐敗キャンぺーンの成果を強調する報告書を発表しました。60万4000人が摘発され、27人の省・部レベルの高官が失脚しました。 一見、報告書の成果が目立ちますが、ネットユーザ―は次のようなコメントを投稿しました。

「レストランの良い衛生環境を自慢するため、会う人会う人に『昨年は60万4000匹のハエを駆除し、500匹以上のネズミを殺処分した』と言った。すると、客から『ここは飲食店なのか糞溜めなのか?』と言われた」

ある専門家は、このことからわかるように、中国共産党の内部はすでに腐り切っており、いわゆる反腐敗は権力闘争の産物にすぎず、中共の存在こそ腐敗の根本原因であると指摘しました。

カシミール地方のホテル インド風のドームイグルー

インド北部とパキスタン北東部の国境付近に位置するカシミール地方のスキーリゾート地であるグルマルグ(Gulmarg)に、休憩所としてドームイグルー型のカフェが設けられ、氷と雪でできたテーブルの上に温かい飲み物や食事を提供してくれます。

このコラホイ・グリーン・ハイツ・ホテル(Kolahoi Green Heights hotel)はインド人の管理エリアにあり、スタッフによると、北極にある避難所を模倣し、、アーチや円弧型の壁などの地元の特色を付け加えたと述べました。 ホテルを訪れた観光客は驚きと喜びを示しました。

スリナガルの観光客サミヤ(Samiya)さん
「昨夜、インドでは見たことのないこの美しいカフェを発見した。本当に珍しい」

イラクの観光客 アブドラ(Abdullah)さん
「このハウスは雪でできている。とても不思議だ。テーブルやすべてが雪でできている。この人たちはとてもスマートだ」

このドームイグルー型のカフェの高さは12.5フィートあり、4つのテーブルと16人のゲストを収容できるスペースとなっています。完成には、15人の作業員が取り組み、約20日かかったとされています。

 
関連記事