「フェイクニュースだ」トランプ大統領は左派メディアの戒厳令報道を批判

トランプ米大統領は20日、戒厳令に関する左派メディアの報道をフェイクニュースであると批判しました。その後、自身がエイブラハム・リンカーン大統領の肖像画の前に立っている意味深な写真をリツイートしました。

トランプ大統領は19日、ツイッターに「Fight for Trump」と題した動画を投稿しました。動画は、ジョージア州の人々が「Fight for Trump」と叫ぶ場面から始まり、ウェストポイントの生徒たちがトランプ大統領の登場に嵐のような歓声をあげる場面、ワシントンDCに数十万人が集結し選挙の不正行為に抗議する場面が映し出されています。米国だけでなく、英国、香港、韓国、イスラエル、インド、ナイジェリアなど、世界各地でトランプ支持の集会やイベントが行われています。

週末には、新たに上院議員二人がトランプ大統領のために戦うと意思表明しました。 11月3日に上院議員当選が確定したアラバマ州のトミー・タバービル(Tommy Tuberville)氏とジョージア州の現職上院議員デビッド・パーデュー(David Perdue)氏が、1月6日に議会が選挙人の投票結果を認定する際に、選挙結果に異議を唱えると示しました。

20日、トランプ大統領は顧問弁護士のジュリアーニ氏とともに保守系ラジオ局「77WABC」に出演しました。 トランプ大統領は、選挙の不正行為はすでに確認されており、今後はより多くの支援が必要だと述べました。

トランプ大統領
「我々はすでに答えを見つけており、政府関係者の支援が必要だ。 このほか、我々は短期間ですでに多くを成し遂げた」

77 WABCラジオ司会者 マリア・ライアン
「大統領、私たちはあなたのために戦います。私たちが保守派だから、共和党だからというだけではなく、真実のためです」

このほか、トランプ大統領は20日のツイートで、「戒厳令を発動するかどうかについてホワイトハウス内部で口論があった」とのCNNやニューヨーク・タイムズ紙の報道について、フェイクニュースであると投稿しました。

トランプ大統領はその後、自身がエイブラハム・リンカーン大統領の肖像画の前に立っている写真をリツイートし、「キュート!」というコメントを付け加えました。

 
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