トランプ陣営 ジョージア州の州務長官を提訴

ジョージア州は11月13日、手動による再集計を開始しましたが、署名の確認はまだ行われていません。トランプ大統領は郵便投票用紙の署名の検証を要求しており、同時にトランプ陣営の弁護士はジョージア州務長官を提訴しました。

ジョージア州はトランプ陣営が訴訟を起こした6つのスイング・ステートの一つで、選挙人は16人です。一方、ジョージア州のバイデン氏とトランプ大統領の差はわずか0.3ポイントです。同州は13日から、500万票近い投票用紙に対して手動で再集計を行っています。

しかし、トランプ大統領は14日、ジョージア州で行われている手動再集計は署名検証をしていないので時間の無駄であり、ジョージア州は署名検証を許可するまで再集計を取り消すべきだとツイートしています。

トランプ陣営を代表してジョージア州の再集計を監督する共和党の下院議員、ダグ・コリンズ(Doug Collins)氏は14日、不在者投票や封筒の有権者の署名を検証しなければ、同州は2020年の大統領選挙の結果を正確に認証することはできないと述べました。

一方、トランプ大統領の弁護団の一人であるリン・ウッド(Lin Wood)弁護士は、ジョージア州のブラッド・ラッフェンスペルガー(Brad Raffensperger)州務長官と州の選挙管理委員会のメンバーを、憲法に違反しているとして連邦裁判所に提訴しました。リン・ウッド氏は、州務長官と選挙管理委員会には不在者投票の集計方法を変更する権限がないと主張しています。

 
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