上海浦東で感染拡大か 当局は否定するも感染防止対策を強化

上海中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染が拡大しています。自宅隔離期間中に感染が確定し、上海浦東新区花木街道付近の居住区で5件の症例が確認されたとの情報がインターネットに投稿されましたが、当局はこれを否定すると同時に感染防止措置を全面的に強化しました。しかし現地住民は当局が隠ぺいを図っているのではないかと疑い、地域への感染拡大を懸念しています。

中国のSNS、ウィーチャットグループから、上海浦東新区花木地区で感染者5人が見つかったとの情報が流れました。これは自宅隔離期間中の人が診断が確定した後に自宅の水道電気工事を頼んだために、30余りの住戸の濃厚接触者が集中隔離ステーションに送られたためです。

発覚後、浦東新区のウィーチャット公式アカウントは26日深夜に、10月22日に浦東新区に国外から入国した人が14日間(「7+7」)の隔離期間中に発症し、その後診断が確定したが、この人物に接触したすべての接触者の核酸検査はいずれも陰性だったとのメッセージを発表しました。

花木街道付近のある居住区に住む住民は、現地ではすでに何人も隔離されていると明かしています。

花木街道のある居住区住民
「この辺りの居住区委員はすべて通知を受けた。今、疫病が流行し始めた時と同じように厳格な検査をする必要があるという通知だ。マスクをつけろとも言っていた。こは私たちの居住区のことだ。そして私がここに来ると彼らは私に緑のコードをスキャンさせた。だが緑のコードはスキャンされなかったし、体温も計測されなかった」

当局は接触者の検査結果はすべて陰性だったと発表していますが、住民は疑問を抱いています。花木地区ではすでに何人も感染者が確認されて連れ去られたため、新たな感染者が出るのではないかと案じているからです。

花木街道のある居住区住民
「隔離された人はたくさんいる。当局は陰性だったというが、間違いなく嘘をついている。考えてもみろ。感染者一人が確認されてその人が多くの人と接触し、彼らもまた多くの人と接触しているのだから(感染者がいるのは)間違いない」

現地住民は、数日前には上海の病院や居住区が全面的に感染防止体制を強化したと述べています。病院に行くと自分の健康状態を示すヘルスコードとマスク着用が求められています。また市北(しほく)病院の外来担当医師はすべてゴーグル、マスク、防護服で完全防備しています。これらの措置はすべて感染拡大中であることを示すものですが、当局は事実を公表していません。